こんにちは。東京事務所インターンのバーボンです。1月、2月の朝夕は非常に冷え込みますね。皆さんもしっかり防寒して、体調を崩さないようにしてくださいね。

 

さて、本日はチャンネル桜の収録がありました。テーマは今上陛下の生前譲位に関してです。

生前譲位が歴史的に59回行われているという歴史的事実や、明治維新後、京都から担ぎ出された天皇を頂点に置く政府が不安定であり、それを安定させるために終身在位であったこと、さらに、現行の皇室典範はGHQ占領中に作られたものであるということなど「生前譲位」について熱く語っていました。

↑収録が終わりホッとする西田先生。

 

確かに、西田先生の仰るとおり明治維新後しばらくは非常に政権が不安定であり、菊の紋章より葵の紋章でした。明治維新後も人々は明治政府ではなく、260年統治してきた徳川幕府に従ったのです。明治生まれの文筆家である生方敏郎は、当時を回想し、「群馬の子供たちはチャンバラごっこをする際、平氏ではなく源氏を、官軍ではなく賊軍になることを望んだ」と言っています。長い間、世俗権力とは一線を画していた「天皇」が急に政治権力のトップとして担ぎ出されたのですから当然です。このような中で天皇陛下に生前譲位されるのは困るため明治にできた皇室典範では生前譲位を認めなかったのです。生前譲位の件で、改めて「過去を振り返ることが如何に大切か」を感じました。

 

西田先生の「天皇の退位等についての意見」をホームページにアップしましたので、是非ともご覧ください。
http://showyou.jp/free/index.html?id=2518

 

 

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