こんにちは。東京事務所インターンのバーボンです。

16日の参院憲法審査会において、自民党の中川雅治氏は9条について「自衛隊の位置付けが明確でなく、自衛権の否定ともとられかねない」と述べられ、改正が必要との認識を示しました。中川氏の仰る通り、9条は改正すべきです。しかし、日本に自主防衛できるようになってからすべきであると私は思います。次期大統領に選ばれたトランプ氏は選挙中に駐留米軍の全額負担、もしくは撤退を示唆する発言をしました。いよいよアメリカの軍事力の下に保障されていた我が国の「安全」も怪しいものとなってきています。真剣に国防を考えなければいけない時期に差し掛かっています。

 

さて昨日は、神政連国会議員懇談会勉強会が開かれました。國學院大學の齋藤智朗先生が「近現代における退位制度をめぐる議論」という題目で提言してくださいました。

神政連国議懇幹事長代理として西田先生が開会の挨拶をしました。(※写真1枚目)

 

齋藤先生は明治皇室典範及び現行皇室典範における退位制度の否定の採用に当たって生じた議論をまとめ、今回の退位をめぐる議論を検討していく上で非常に参考になる発表をしてくださいました。

質疑応答の時間では、退位容認派と否定派の方々がそれぞれ発言なされ非常に活発な議論となりました。

 

↑右から来賓挨拶をする神道政治連盟会長の打田文博氏、齋藤智朗先生、西田先生。

 

齋藤先生も仰られていましたが、退位制度と象徴天皇制度は相容れないため、退位制度を容認したならば、象徴天皇制度のあり方を変えていかなければなりません。今回の天皇陛下の退位をめぐる問題を皮切りに、女性宮家の問題、さらに敷衍して、現行憲法の改憲についても、いよいよ本気で議論し、決断を下していかなければいけないと思います。

 

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