東京事務所インターンのブルーマウンテンです。本日は午前中から曇り空で、そのせいかとても寒く感じました。


本日は、自民党本部で、航空政策特別委員会が行われました。西田さんは副委員長を務めています。

まず、望月委員長からご挨拶がありました。



    


今回は、まず昨日新千歳空港で日航機のエンジンから煙が出た話について国交省から説明がありました。大事故につながらなくて本当に良かったと思いますが、寒い中、乗客の方は本当に大変でしたね。もう一つは、2月16日から18日に行われた日米航空協議によって合意した羽田空港の発着枠について議論が行われました。これまで、日米間の便は深夜早朝枠(22時~7時)に日米それぞれ4便ずつの計8便でしたが、今回の合意によって、2016年10月末から昼間時間帯(6時~23時)に日米それぞれ5便ずつ、深夜早朝時間帯に1便ずつの計12便に増えます。これにより、羽田空港の国際化がさらに進みます。


委員会は、この新たな発着枠をどのように配分するかという点が中心になりました。


西田さんからは、「JAL問題の再検証が必要だ。これまで傾斜配分を行ってきたが、まだANAには7000億の借金があって、JALにはない。これでは、もしテロなどによって航空業界が打撃を受ければ、ANAがJALに飲み込まれてしまう。この問題についての共通認識を持ったうえで議論するべきだ。」という意見とともに、「私は新幹線PTの委員長を務めており、関空と鉄道をつなぐといった話もある。空港と鉄道をつなぐのは世界の常識だ。国交省もこれに乗って、航空局と鉄道局からそういった話があってもいいのに、出てこないのはなぜか。」という質問もしました。




これに対して、国交省からは、「インバウンドが増えており、空港からの2次交通が重要だと認識している。新幹線もその一つと認識している。局だけではなく国交省全体として取り組んでいきたい」との回答がありました。


発着枠の配分はどうなるのでしょうか。


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週刊西田

西田昌司youtubeチャンネル