東京事務所のたぬ吉です。

花粉が飛び目がかゆくてたまりません!!目玉が大きいので余計に入ってくるようです。。。


昨日、第11回与党北陸新幹線PTが遅くに開かれましたが、西田委員長になりかなり早いピッチで、今回で各自治体や首長さんや関連団体からのヒアリングは一応終了です。



 

今回は、京都府の山田知事さんと先週3期目に再任されたばかりの門川市長さん、そして関西広域連合会からの会長井戸兵庫県知事さんがお見えになり意見聴取をしました。



山田知事からの要望は、日本海側国土軸の形成と太平洋国土軸との対流を促進し、北部5市2町の30万都市と若狭湾沿岸を含めた、日本海側経済圏との結節。さらには、関空へのアクセス改善という視点から小浜を経由するのであれば、舞鶴に近いルートが京都府として経済効果と受益が高くなるのでというお話しをしていました。

費用負担については、受益に応じた負担はするが、どこにどういう受益が発生するか、国がきちんと調査して欲しいとのことです。


現在、京都からから関空へのアクセスは、鉄道のネーミング通り特急「はるか」で90分もかかっているので、「まじか」という名前が変わるような高速鉄道が来て欲しいとも言っておりました(笑、笑)


京都市の門川市長さんからは府と共に協調を取りながら、北陸・関西・西日本の均衡発展を図るためにも、一日も早い敦賀、京都、大阪間のフル企画での早期整備を願う、これは経済界も含めて一致したお願いです。


北陸と京都は古くから文化・産業・宗教など交流を含めてきた「鯖街道」という魚介類の運搬ルートとして若狭の海と京の都を結ぶ他、人と人の習慣を伝え、線を結んだ道もあった。石川の加賀友禅、福井の越前打刃物、富山の井波彫刻等々、関係が深いそうです。現在においても北陸から京都に来て学ぶ大学生がかなり多いようです。


最後に井戸連合会長より、早期にフル企画で大阪までの整備、スピード感を重視し、ルート選定に当たっては、平行在来線の取り扱い、関西全体の鉄道ネットワークに配慮して頂きたい、との要望がありました。




委員の先生から、コスト負担に関して関西全体で解決するとの合意は、堅持されているのか?との質問があり、費用のあり方他の課題を関西全体として乗り越えるよう取り組んで行きたいと答えていました。


いよいよ次回からは、今まで聞き取りを行った各案について具体的に先生方が本格的に活発な議論がスタートします。




左から 副知事、知事、市長、副市長(副知事、副市長は、国土交通省からの出向の方です)



続く。