新シリーズかと思ったら、犯罪被害者支援課の前日譚でした(「聖刻」 堂場瞬一) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

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皆さんこんばんは。

 

予想通り毎年と同じく祇園祭りは撃沈。

 

予想してても淋しいもんです。

 

さて恒例の夜中の本紹介。

 

「聖刻」 堂場瞬一

 

多作作家堂場作品。

 

さて今作はどうでしょうか?

 

物語の冒頭TVに出演している大物司会者の息子が、元恋人を殺害したと出頭してきます。

 

捜査一課の女性刑事の主人公は取り調べを始めます。

 

被疑者は犯行を自供する一方、動機については口を閉ざしているので、主人公は被疑者の家族に接触する事になります。

 

しかし家族はネット上の誹謗中傷に悩まされ、家に実害もあるレベルでした。

 

そんな中主人公は上司に呼ばれ、被疑者家族の支援を命じられます。

 

それは主人公の過去の出来事を考慮した上での指令でした。

 

被害者が何故理由を話さないのか?

 

そして家族の行方は?

 

という物語。

 

全く新しい物語だと思って読んだら、あれ?この名前って犯罪被害者支援課に出てくる人物の名前じゃ無かったかな?

 

と途中で気づきます。

 

はい、その通りでした(笑)

 

なので前日譚的作品でした。

 

まー普通に面白いし、大友も登場するし、鳴沢や高城の名前も出てくるので、堂場ファンはニンマリしますね。

 

でも堂場さん、関連作は前もって帯にでも書いて下さいね。

 

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