新本格派を吸収した新・新本格派の到達点(「硝子の塔の殺人」 知念実希人) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

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皆さんこんばんは。

 

恒例の夜中の本紹介。

 

「硝子の塔の殺人」 知念実希人

 

最近人気&実力とも急上昇の知念さん。

 

その中でも今作は本屋大賞にもノミネートもされた話題作。

 

要約GET出来ました。

 

さてどうでしょうか?

 

物語の舞台は雪深き森奥深くにある硝子の塔。

 

その場所は13年前に、女性を監禁して殺していた殺人鬼が住んでいた場所でありました。


その塔にはミステリを愛する大富豪が住んでいました。


大富豪が特別な発表があると集められた、刑事、霊能力者、小説家、料理人など、一癖も二癖もあるゲスト達。


発表を明日に控えた夜、館の主人が毒殺されます。

 

大雪で道は閉ざされ、警察も明日以降しか雪で来れないという状況。


その後も次々と人が殺されていきます!


謎を追うのは主人公である名探偵の少女。

 

果たして犯人は誰なのか?

 

そしてその目的は?


という物語。

 

面白かった!

 

綾辻行人のデビュー作(十角館の殺人)を読んだ時同様のワクワク感を久々に感じました。

 

これだけミステリーが出過ぎると、変化球で書くしかない状況。

 

そんな中今作は真っ向勝負で結果を出した評価すべき一冊だと思います。

 

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