視点が代わった事を好きになれるかどうか(「THE FIRST SLAM DUNK」井上雅彦監督) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

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本日もYouTube貼り付けできず。

 

今週は話題作紹介特集週間。

 

二日目は話題のアニメ作品。

 

「THE FIRST SLAM DUNK」 井上雅彦監督

 

漫画連載中は死ぬ程嵌った読んでました。

 

コミックになってからも漫画喫茶で恐らく10回は読み直した作品です。

 

それが今になって映画化とは!

 

驚きしかなかったけど、それがこれほどまでにヒットするとは更に驚きでした。

 

観たくて仕方なかった一本を要約鑑賞。

 

さてどうでしょうか?

 

物語の主人公は桜木花道ではなく沖縄出身のガード宮城リョータ。

 

漫画では語られなかった宮城の幼少の頃の物語から始まります。

 

そして漫画と同じく全国大会の二回戦。

 

伝説の王者・山王戦が描かれます。

 

しかしこれも漫画は桜木の視点が殆どだったのに対して、宮城リョータの視点。

 

ここが今作の見どころと言うか新しい点。

 

原作者であり監督でもある井上氏は、当然漫画と同じ事をやりたくなかったんでしょう。

 

同じ事を繰り返すだけですからね。

 

なので視点を変えた。

 

多くの人はこの変化を好意的に受け入れたので大ヒットに至った。

 

でも私は漫画は超える感動は感じなかった。

 

やはり花道目線に慣れ過ぎた状況では違和感しか感じなかった。

 

映画だと花道は脇役だし、花道の名シーンが削られ、二の線の方が目立ちすぎている。

 

流川に至っては全然活躍もしてないし、ゴリの活躍も少ない。

 

漫画と違い全部を描く時間は無いので仕方ないけど、やはりスラムダンクは桜木を中心として全員の背景が描かれてないとな~。

 

何故か三井の背景はそれなりに描かれていたから不思議だ(宮城と子供の頃に出会っているからか)。

 

三国志で言うと(言わなくていいか)、曹操でもなく劉備玄徳でもなく孫権でもなく、諸葛孔明目線みたいな描かれ方ですね。

 

とは言えやはり名作何で最後まで目が離せない(結果も全部わかってるのにね)。

 

その辺りは流石です。

 

ラストに漫画にないアメリカの大学でのシーンが少し描かれてる。

 

流川や花道の未来を次回は映画化して欲しい。

 

多分ないけど。

 

そして井上さん。

 

バカボンドも早くちゃんと完結してください。

 

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