短編の名手ですが今作は今一つ(「夏の終わりの時間割」 長岡弘樹) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

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皆さんこんばんは。

 

今夜はお初の遠方の方達と常連さんの楽しい一夜でした。

 

さて恒例の夜中の本紹介。

 

「夏の終わりの時間割」 長岡弘樹

 

(教場)でブレイクした長岡さん。

 

デビュー作から短編が持ち味の印象。

 

さて今作も短編集ですが、どうでしょうか?

 

元々は(救済SAVE)というタイトルでしたが、文庫化の際にこのタイトルになりました。

 

震災失業した男性が再雇用先で奇妙な仕事を任される(三色の貌)

不始末を起こした元ヤクザの命をヒットマンが狙う(最期の晩餐)

元警察官が犯行現場で綿密な証拠隠滅を図る(ガラスの向こう側)

介護福祉士が認知症患者たちを笑顔にしようと奮闘する(空目虫)

空き巣狙いが4年ぶりに同じ家への侵入を試みる(焦げた食パン)

放火容疑のかかった友人に小6男子が迫る(夏の終わりの時間割)

 

の六編です。

 

毎回通り楽しかに上手い作品群なんだけど、昔の凄さは感じなかったかな?

 

今後に期待です。

 

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