今週は実話ベースの映画紹介特集週間。
初日はコチラ!
「夜明けまでバス停で」 高橋伴明監督
ベテラン監督による2020年の渋谷ホームレス殺人事件をベースにした作品。
昨年のキネマ旬報ベストテン邦画部門3位入賞作です。
さてどうでしょうか?
主人公は45歳の孤独な中年女性。
昼間はアクセサリーを手作りして売り、夜はチェーンの焼き鳥屋でパートとして働いて、別れた夫の借金を返す日々でした。
苦しいながらも何とか生活をしていたのですが、コロナが起こり焼き鳥屋を一方的に解雇されてしまいます。
住まいも店の尞だった為、住む所と仕事を一気失くし、スーツケース一つ抱えてホームレスとなります。
自尊心の強い主人公は親戚や知人に弱みを見せられず、元の同僚たちからのメールも無視して孤立していきます。
毎夜最終の終わったバス停で寝る生活となります。
一方色々な鬱積がたまった人物が、その発散でホームレスを襲う事を繰り返して居ました。
その刃は主人公に向く事になります。
果たしてその結果は?
という物語。
コロナ下の貧困を見事に映画化した一本。
飲食業をしている私には他人事ではない感じがして、胸が痛い作品でした。
まー映画としてはソコソコの印象でした。
クリックしたらアマゾンに飛びます↓