皆さんこんばんは。
あーもう完全に日常です。
今年一の寒さと相まって暇な日々です。
さて恒例の夜中の本紹介。
「突破屋 警視庁捜査二課 五来太郎」 安東能明
日本サスペンス大賞でデビューし、初めの頃は作風に色々と迷いがあったけど、警察小説に絞ってからは安定感抜群の安藤さん。
今作も警察小説。
さてどうでしょうか?
主人公は警視庁捜査二課第四知能犯捜査三係の五来太郎。
ブルドーザーの様な勢いと、諦めない捜査で突破屋と呼ばれています。
そんな主人公のもとに匿名のタレコミが入ります。
タレコミで聞いた料亭を張り込むと、そこは、国運省の官僚と大手建設業者が密会していると分かります。
国家規模での公共事業の入札情報が特定の業者に流出している可能性を感じた主人公は更に捜査を進める事に。
その後も何度も密談を繰り返す両者だが、巧妙な贈賄のシステムに、中々証拠をつかむ事が出来ません。
果たして完全なる証拠をつかむことは出来るのか?
という物語。
今作も及第点は軽く超える面白さです。
ただ何時もの作品と比べると展開が普通かな?
安東さんレベルなら、もうひとひねり期待してしまいます。
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