大化けの予感のする作家さん(「ダブルバインド」 城山真一) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

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皆さんこんばんは。

 

恒例の夜中の本紹介。

 

「ダブルバインド」 城山真一

 

このミステリーがすごい大賞で大賞を受賞してデビューした作家さん。

 

デビュー作は読んでないんですが、(看守の流儀)↓という作品を初めて読んで出来栄えが良くて驚いた作家さん。

 

横山秀夫推薦の一文は間違いなかった!(「看守の流儀」 城山真一) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら (ameblo.jp)

 

それ以来気にしている作家さんですが、中々見つけられなかったんですが、要約今作をGET!

 

さてどうでしょうか?

 

主人公は石川県金沢東部警察署の刑事課長の中年男性。

 

妻が無くなり娘と二人暮らしとなったんですが、現在不登校。

 

おまけにアポ電強盗を取り逃がし捜査から外され左遷が濃厚な状況です。

 

そんな中、駐在所の警官が殺され拳銃を奪われる事件が発生します。

 

容疑者を捕まえるが殺人を否定してる状況。

 

同時に主人公の娘が、自分が精子提供で生まれた存在である事を知ってしまい、本当の父を探す為に家出をしてします。

 

調べていくと未解決のひき逃げ事件の犯人を殺された駐在所員がしていた事が判明します。

 

果たして誰が駐在署員を殺したのか?

 

そして娘の本当の父親は誰なのか?

 

と言う物語。

 

面白かった!

 

ちょっと強引な展開ではあったけど、一気読み出来るのは凄い!

 

そして全然関係ない話が繋がる快感もあります。

 

こりゃ城山さん大化けの予感だな~。

 

読んでない過去作品も読んでみよう。

 

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