エンディングの解釈が人によって分かれる(「林檎とポラロイド」 クリストス・ニク監督) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

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今週はシュールな洋画紹介特集週間。

 

初日はギリシャの監督の映画。

 

「林檎とポラロイド」 クリストス・ニク監督

 

ギリシャ映画は久しぶりです。

 

さてどうでしょうか?

 

冒頭主人公である中年男性がバスの中で目覚めます。

 

何と彼はリンゴが好きな事以外は、総ての記憶を失っていたんです。

 

実は現在同様に記憶を無くすという病気(?)のパンデミックが起こっている世の中でした。

 

治療のための回復プログラム“新しい自分”に男は参加することになり、送られてくるカセットテープに吹き込まれた様々なミッションをこなしていくという日々を送ります。

 

自転車に乗る、ホラー映画を見る、バーで女を誘うなど、そしてそれらの経験をポラロイドに記録する治療法です。

 

ある日、同じプログラムに参加する女性と出会い、デートを重ね、仲良くなっていきます。

 

毎日のミッションをこなし新しい日常にも慣れてきた頃、買い物中に住まいを尋ねられた男は、以前住んでいた番地をふと口にします。

 

主人公は記憶を取り戻したのか?

 

そして出会った女性との未来は?

 

と言う物語。

 

シュールで何処なモノ哀しい映画でした。

 

ミステリーと同じく色んな伏線が張り巡らされていて、しっかり見ていないと見逃している伏線が多いと思います。

 

そしてエンディングの解釈も観ている人で結構違うと感じます。

 

中々才能ある監督だと思いますので、今後も追いたいと思います。

 

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