安定しているシリーズ(「冬の狩人」 大沢在昌) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

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皆さんこんばんは。

 

恒例の夜中の本紹介。

 

「冬の狩人」 大沢在昌

 

新宿鮫シリーズに並ぶ大沢さんのシリーズ物。

 

1996年に北の狩人で始まりまり、砂の狩人→黒の狩人→雨の狩人と続き、今作で5作目です。

 

さてどうでしょうか?

 

主人公は新宿警察署の刑事。

 

前作で大暴れした事もあり現在休職中で、辞表も提出してある状況です。

 

しかし3年前にH県本郷市で起きた殺人事件の容疑者の保護を警察から依頼されます。

 

その事件とは地方の有力者達が料亭での会合で拳銃で射殺され一人が未だに意識不明という悲惨な事件でした。

 

その場に同席していた秘書の女性が、事件の後姿を消した為需要参考人として警察が追っていました。

 

重要参考人からH県警のHPに、新宿警察署の刑事(主人公)がつきそうなら出頭してもよい、というメールが届いた事を受けてての依頼でした。

 

何故自分を名指しするのか疑問に思った主人公は警察からの依頼を受ける事にします。

 

相棒は新米刑事。

 

主人公の定説を無視した行動に振りまわされながらも何とかついていきます。

 

果たして重要参考人の意図は?

 

そして事件の裏にあるものは?

 

と言う内容。

 

派手さこそないけど、重厚で超固ゆでのハードボイルドミステリー。

 

やはりこのシリーズは外れが無いです。

 

大沢さんもいい歳なので、今後は新宿鮫と狩人シリーズだけでいいのじゃないかな?

 

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