今週はLGBTQ洋画紹介特集週間。
三日目はフランス映画。
「ふたつの部屋、ひとりの暮らし」 フィリッポ・メネゲッティ監督
第92回アカデミー賞国際映画賞フランス代表作品。
さてどうでしょうか?
物語はパリの古いアパートの最上階。
向かい合わせの部屋に住む60代の女性二人が主人公。
二人の女性は、同じアパートに長年借りて住んでいるのですが、周囲には隠しているが20年間、恋愛関係を続けています。
一人は独身なんですが、もう一人は旦那こそ早くに亡くしているものの、二人の子供が居ます。
二人は自分たちの部屋を売り払ってローマに移住する計画をたてているのですが、子供たちに中々移住を言い出せない状況。
そんな中子供のいる女性が脳卒中の発作を起こし、後遺症が残ってしまう。
一人で自由に動けない、言葉を話せなくなった母のため娘と息子は女性の介護士を雇います。
もう一人の女性は看護の手助けを申し出るが、介護士は一切取り合わない、それどころか煙たがって遠ざけようとします。
何とか介護士を追い出そうと画策し、無事に追い出しに成功し、娘の信頼も得た主人公。
再び一つのベットで寝れる様になるのですが、果たしてその結末は?
という物語。
LGBTQ映画であるけど、ちゅっと狂気じみた内容でした。
純愛は行き過ぎると狂気に変わりますね。
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