今週は小説が原作の邦画紹介特集週間。
最終日は邦画。
「死刑にいたる病」 白石和彌監督
原作は櫛木理宇の(チェーンドッグ/文庫化の際に現在のタイトルに)です。
原作は滅茶苦茶面白かった!
さて映画はどうでしょうか?
主人公は何処にでもいる普通の大学生の青年。
ある日刑務所から一通の手紙が届きます。
それは世間を震撼させた稀代の連続殺人鬼の男からでした。
実は青年はこの男と幼少の頃知り合いだった過去がありました。
その手紙には(罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人が他にいることを証明してほしい)と書いてありました。
昔助けて貰った恩義を感じていたので、事件を独自に調べる事にします。
何度も殺人鬼と面会し、事件の糸口を探していくうち、謎が少しづつほどけて行きます。
果たして真犯人は誰なのか?
そして主人公自身の過去に何があったのか?
という物語。
原作とほぼ同じだと思います。
殺人鬼役の阿部サダヲは相変わらずの怪演!
その点は凄いけど、原作読んでたのもあるけど、刑務所の面談部屋越の展開は、もうちょっと古いかもしれない。
多くの映画で似た様なパターンがあるんで。
原作読んでない人なら、もっと楽しめると思います。
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そしてこちらが櫛木理宇の原作です↓