中川ワールドにしては浮遊感が少ないかな?(「やがて海へと届く」 中川龍太郎監督) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

愛知県豊橋市宮下町14にて日本酒専門店をOPENして25年になります。初めて日本酒飲む方から、かなりのマニアまで。お一人様から30人まで総て受け止めます。宴会・飲み会も大歓迎です!                            電話(0532-64-3231)

 

 

今週は小説が原作の邦画紹介特集週間。

 

二日目は大好きな中川龍太郎監督作品。

 

「やがて海へと届く」 中川龍太郎監督

 

原作はコチラも大好きな彩瀬まるさん。

 

主演は今乗りに乗っている、岸井ゆきの&浜辺美波。

 

さてどうでしょうか?

 

主人公は引っ込み思案で自分をうまく出せない真奈と、自由奔放でミステリアスなすみれ。

 

この二人が偶然と出会い親友になります。

 

しかし、ある日すみれは(海を見に行く)と一人旅に出たまま突然いなくなってしまいます。

 

詳細は語られないけど、丁度3.11の震災の頃でした。

 

5年経っても真奈はすみれの不在をいまだ受け入れられず、彼女を亡き者として扱う周囲に反発を感じています。

 

ある日、真奈はすみれのかつての恋人から彼女が大切にしていたビデオカメラを譲り受けます。

 

そこには、二人が過ごした懐かしい時間と、知らなかった彼女の秘密が残されていました!

 

真奈はもう一度すみれと向き合うために、彼女が最後に旅した地へと向かう事に。

 

という物語。

 

非常に短い小説でしたが、監督の力量で上手く仕上げてあります。

 

しかし今までの中川作品の中では個人的には説明し過ぎというか、浮遊感が少なかったかな?

 

まー同じ様な作品ばかり求められるのもきついですけどね。

 

少し辛口評価ですが、観て損はないです。

 

クリックしたらアマゾンに飛びます↓

 

 

そしてこちらが原作です↓