大人になった乙一ワールド(「私の頭が正常であったなら」 山白朝子) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

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皆さんこんばんは。

 

今日も夜になると鼻がムズムズ。

 

花粉症でないことを祈りましょう。

 

さて恒例の夜中の本紹介。

 

「私の頭が正常であったなら」 山白朝子

 

何と帯が宮部みゆきさん!

 

そんな有名な作家なのか?

 

と気になり買ったんですが、調べたら(乙一)さんの別名義でした。

 

乙一さんは他にも中田永一という名義も使っているので分かりずらい。

 

何の意味があるのかよく分からんです。

 

今作は8編からなら短編集です。

 

ホラーというよりは、不思議な物語。

 

そしてどの話も喪失からの再生みたいなのがテーマになっています。

 

なので純然たる(ホラー)系のイメージだった乙一時代より、文学色の強くなった感じです。

 

まーこの感じも悪くないですね。

 

乙一ファンならぜひ読んでみてください。

 

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