面白かったけど、御都合主義は否めない(「PIT 特殊心理捜査班・水無月玲」 五十嵐貴久) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

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皆さんこんばんは。

 

お店も気温も寒い夜。

 

10月最後の週末に向けて早く寝ます。

 

その前に恒例の夜中の本紹介。

 

「PIT 特殊心理捜査班・水無月玲」 五十嵐貴久

 

ここ最近安定して面白い五十嵐作品。

 

さて今作はどうでしょうか?

 

主人公はAIを使ってビックデーター解析による犯罪予想システムを確立させようとする女性警官。

 

世の中を騒がす連続猟奇殺人事件の解決のため、プロファイラーの居る部署に異動させられます。

 

その部署のリーダーは、過去に犯人により暴行を受け車椅子生活になった女性刑事でした。

 

AI・プロファイル・そして捜査一課のベテラン刑事の勘の三つ巴で事件を追います。

 

しかし警察を挑発するように大量の物的証拠を残したり、長時間犯行現場に留まる不可解な行動をとりながらもなぜか手がかりなし、目撃者なしの膠着状態に陥ります。

 

そんな最中に現役刑事が殺される事件が起こります。

 

果たして連続殺人事件との関係はあるのか?

 

そして犯人は誰なのか?

 

という物語。

 

突っ込みどころ沢山あるし、御都合主義展開は否めない。

 

なのでリアル感を求めるとダメだと思う人も居るのは理解できる。

 

なので細かい点などを目をつぶればエンタメとしては中々面白いのではないかと思います。

 

個人的には応援する気持ちも含めて、最近の五十嵐作品はお勧めしてます。

 

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