死して屍拾うものあり(「ブラックバード 家族が家族であるうちに」 ロジャ・ミッシェル監督) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

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今週は死生観がテーマの映画紹介。

 

初日はこちら。

 

「ブラックバード 家族が家族であるうちに」 ロジャ・ミッシェル監督

 

元々は2016年のビレ・アウグスト監督の(サイレント・ハート)というデンマーク映画です。

 

今作はリメイク映画となります。

 

主演に大好きなスーザン・サランドン。

 

そして今や名優となったケイト・ウィンスレットや(ジュラシックワールド)で有名なサム・ニールなどが脇を固めています。

 

さてどうでしょうか?

 

主人公は難病であるALSために体を自由に動かすことが難しくなりつつある母親。

 

海辺の家で優しい夫と静かな生活を送っているのですが、これ以上体が動かなくなる前に安楽死を決意します。

 

家族での最後のクリスマス週末を家族と過ごすために娘達を家に集めます。

 

初めは穏やかに明るく過ごしていたのですが、その時が近づくにつれて、家族の不安は増していきます。

 

そして今までに言えなかったお互いの不満も噴出し、家族全体が険悪な雰囲気となります。

 

果たして主人公の安楽死は認められ、無事に終える事が出来るのか?

 

という物語。

 

流石に良い役者ばかりが揃っているので、淡々とした展開でも目が離せなないのは流石です。

 

死生観がテーマとは書きましたが、それよりも家族の在り方の方がテーマに感じます。

 

中々の佳作だと思います。

 

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