映画は役者のものなのか?(「空白」 吉田恵輔監督) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

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今週は2021年キネマ旬報ベストテン日本映画ベストテン入賞作品紹介週間。

 

本日最終日の紹介はこちら!

 

「空白」 吉田恵輔監督

 

日本映画ベストテン7位入賞作品です。

 

吉田監督と言えば(ヒメアノール)(愛しのアイリーン)と問題作連発!

 

特に(ヒメアノール)は2017年のマイベストテンにも入れた傑作でした↓

 

狂気は日常の中に当たり前に存在する(「ヒメアノール」 吉田恵輔監督) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら (ameblo.jp)

 

今作も主演の古田新太と松坂桃李の演技が話題になってます。

 

さてどうでしょうか?

 

物語は父娘家庭で育った少女がスーパーで万引きをしたと疑われ、店長に追いかけられ交通事故で死んでしまう事が発端となります。

 

父親は事故に納得いかず、娘の万引きもどうしても信じられず、モンスターとなり娘を追い詰めた店長を激しく叱咤します。

スーパーも閉店に追い込まれ、精神がドンドンお詰められていく店長。

 

その他にも、娘を轢いてしまった運転手の女性、亡くなった娘の実母、父親の職場の若者、娘の学校の担任など、関係者たちもその渦に巻き込まれて不幸になっていきます。

 

そんな折、娘が万引きしていた事実を父親は自ら発見してしまいます。

 

果たしてその結末は?

 

という物語。

 

確かに古田新太と松坂桃李の演技は気迫迫るものを感じるほど凄かった!

 

特に古田新太は代表作と呼べる演技だったと思います。

 

この映画は完全に役者に引っ張られた映画な気がします。

 

吉田監督の前作(Blue)もレンタルして来たので早速観ます。

 

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吉田監督の傑作はこちら。森田剛の狂気の演技は鳥肌物ですよ↓