皆さんこんばんは。
連休なんて関係ない程静かな夜でした。
さて恒例の夜中の本紹介。
「クライム・プランナー」 翔田寛
(誘拐児)で江戸川乱歩賞を受賞しデビューした翔田さん。
非常に多作家のイメージあります。
そして大藪春彦賞候補の(真犯人)など、惜しい作品が多いイメージもあります。
今作は、新機軸だそうです。
さてどうでしょうか?
主人公は渋谷の(のんべい横丁)で、ホットドックとビールしか置いていない店のマスター。
彼には昔クライム・プランナーという仕事をしていた過去がありました。
クライム・プランナーとは、いじめ、詐欺、パワハラ──道理や理屈ではどうにもならない問題を解決するため、知恵を使って相手を罠にはめ自滅に誘うという仕事でした。
その仕事から足を洗った彼の元に元同業であり友人が血まみれで高速道路に放置されていたという連絡が入ります。
その事で過去のメンバーが集まり、事件の真相を解決する物語です。
ザ・ハングマンや必殺仕事人を思い起こさせる内容。
それは全然いいと言うか、その世代の私には嬉しい設定。
なのに薄すぎる!
というかページが足りなさすぎるんじゃない?
これだけの内容をこの短い一冊で表現するのには無理があります。
評判良ければシリーズ物になりそうな作品なんで、今後に期待大です。
何時もあと少し何だよな~ほんとに。
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