戦争の形を借りた家族の物語(「シリアにて」 フイリップ・ヴァン・レウ監督) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

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第三国の洋画紹介週間二日目。

 

「シリアにて」 フイリップ・ヴァン・レウ監督

 

本日はベルギー映画です。

 

これもベルリン国際映画祭で話題になっていた一本です。

 

さてどうでしょうか?

 

物語の舞台はシリアの首都ダマスカス。

 

未だ内戦の終息は見えず、アサド政権と反体制派、ISの対立が続く中、ロシアの軍事介入により、アサド政権が力を回復しつつある状況。

 

主人公は戦地へ赴いた夫の留守を預かる女性。

 

家族と共にアパートの一室にこもり、息を潜めながら何とか生活を続けていました。

 

さらに幼子を抱えた隣人のハリマ夫婦も一緒に生活をしていました。

 

ある日、レバノンの首都ベイルートへの脱出ルートを見つけたハリマの夫が、計画を立て道筋を確保するためにアパートの外に出るのですが、スナイパーに撃たれて駐車場の陰で倒れてしまいます。

 

この模様を見ていたのはメイドの女性だけで、彼女は主人公にこの事を伝えます。

 

今助けにに出るのはあまりにも危険で、皆に知れると誰かが外に出て皆が危険にさらされる事になる為、誰にもこの話を伝えない事に決めます。

 

しかし夫が急に居なくなった事を不審に思う妻や、行動のおかしな主人公を皆が不審に思い始めます。

 

果たしてこの先の行方は?

 

と言う物語。

 

戦争映画と思わせるのですが、戦争のシーンは全くありません。

 

しかしアパートの中と言う密室だけで、これだけの緊張感を生み出したのは流石です。

 

小品ですが中々グイグイみせる一本でした。

 

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