奇才が故の当たり外れ(「夜の淵をひと廻り」 真藤順丈) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

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皆さんこんばんは。

 

今夜は何か暑い。。。

 

台風の影響か?

 

さて恒例の夜中の本紹介。

 

「夜の淵をひと廻り」 真藤順丈

 

(宝島)で直木賞も受賞した真藤さん。

 

出す作品全てが他の誰にも書けない世界観のある奇才です。

 

唯一読んでなかった今作を要約GET出来ました。

 

さてどうでしょうか?

 

9話からなる連作短編集です。

 

主人公は職務質問と巡回連絡の鬼で、地域の全ての把握に努めている交番巡査。

 

日々の巡回で得た地域の裏まで知り尽くした知識をベースに、突出した推理能力で本庁の刑事でも考え付かない推理で事件を解決していく物語。

 

警察ミステリーかと思わせて、怪奇&幻想小説の味わいもします。

 

書き下ろしの9話目ですべての謎が解ける趣向です。

 

今作も真藤さんにしか書けない世界観なのは間違いない。

 

今作を傑作だという人も居るかもしれないのは納得だけど、個人的にはそこまででした。

 

難解と言うか、作者の世界観から置き忘れされた感じ?

 

読み手の才能が足り何いんでしょう。

 

今後も独自の世界観をよろしくです。

 

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直木賞受賞作品はこちら↓

 

 

個人的にはこの作品が傑作だと思ってます↓