あり得ないほどの偶然だけど、これこそが縁(「きらきら眼鏡」 森沢明夫) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

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皆さんこんばんは。

 

恒例の夜中の本紹介。

 

「きらきら眼鏡」 森沢明夫

 

何度も言ってるキャッチフレーズですが、エエ話ばかり書く森沢さん。

 

今作も間違いなくそうでしょう。

 

主人公は愛ネコを亡くしたサラリーマンの青年。

 

ある日ふと立ち寄った古本屋で、手にとった本には、(自分の人生を愛せないと嘆くなら、愛せるように自分が生きるしかない)と書かれていた部分に、名刺が挟まっていました。

 

そこにはライター大滝あかねという女性の名刺が挟まれていました。

 

そこに記されたメールアドレスにメールを送った事から二人はリアルに会う事になります。

 

彼女は(きらきら眼鏡)という日常の小さなことにも幸せを見出す能力をもつ素敵な女性でした。

 

次第に彼女に惹かれていく主人公ですが、彼女には余命僅かな彼氏が居ました。

 

果たして三人の恋の行方は?

 

と言う物語です。

 

今作も間違いなくエエ話でした。

 

既に映画化もされているそうです。

 

印象に残った言葉があるので書いておきます。

 

(人生、必ずしも、いい人が報われるとは限らないから。でも、きっと、いい人の傍にはいい人が寄り添ってくれる(中略)たとえ未来にどんな選択肢を選ぼうとも、(そのとき)を無駄にしたという過去は変えられるから。恐らく最大の救いは(そのとき)自分は孤独ではなかった、という安堵ではなかろうか)

 

最後は寄り添ってくれる友が一番の宝物。

 

これは嫁さんでも子供でも違うんだろうな~。

 

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