何時かガリレオを越えるのか?(「凍える火 第Ⅱ捜査官」 安東能明) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

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皆さんこんばんは。

 

夜中の本紹介。

 

「凍える火 第Ⅱ捜査官」 安東能明

 

東野圭吾のガリレオシリーズの二匹目のドジョウを狙ったシリーズ。

 

三作目だそうですが、二作目は記憶に無いので読んでないかもしれないです。

 

それでも全然問題なかったです。

 

さてどうでしょうか?

 

主人公は元高校の物理教師で現在刑事。

 

出世する気はない平刑事のままなのに、捜査能力に優れ、数々の事件を解決してきて、所轄では署長に次ぐ扱いをされ、第二捜査官と呼ばれています。

 

相棒は教師時代に担任したクラスの生徒だった女性刑事で一緒に捜査活動しています。

 

今回は電話ボックスで見つかった変死体が始まりで、解剖所見では凍死なのに、外側は焼けているという不思議な事件でした、

 

その後同じ様な事件が続き、現場に共通して落ちていた白い粉状のものが水仙の種だと分かります。

 

冬には咲かないのに、調べていくと、越前で作られた水仙で、その地方では特別な処理で冬に咲く水仙を作っていることがわかります。

 

その地域でかつて不正な不動産売買が行われていたことがわかり、今回の事件との関係が少しづつ浮かび上がります。

 

果たして犯人は誰なのか?

 

と言う物語。

 

ガリレオと同じく、事件の謎が科学的なモノで解明すると言うシリーズ。

 

まー普通に面白いけど、矢張り二番煎じ感は否めない。

 

でも続けていけば何時か本家を超えるかもしれない。

 

安東さん頑張って!

 

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