皆さんこんばんは。
明日は朝一魚市場の日なので早く寝ます。
その前に恒例の夜中の本紹介。
「合理的にあり得ない 上水流涼子の解明」 柚月裕子
このミス大賞でデビューして今や超人気作家となった柚月さん。
なので中々お値打ちでは見つけられないのが難点ですが、久々にGET出来たので早速読みました。
さてどうでしょうか?
主人公は美人で頭脳明晰な弁護士だったのですが、とある人物に嵌められ資格を剥奪された過去を持ちます。
その後後、非常に仕事の出来る男性を助手にして裏のある高額な依頼だけを受ける探偵エージェンシーを運営しています。
その事務所に日々持ち込まれる依頼を連作短編集で描いたのがこの作品。
それぞれ(確率的にあり得ない)(合理的にあり得ない)(戦術的にあり得ない)(心情的にあり得ない)(心理的にあり得ない)の5編が収められています。
主人公と助手の男性のキャラが魅力的なのは当然ですが、出てくるその他の脇役のキャラも皆魅力的!
これは完全にシリーズ物になりそうな予感です。
(孤狼の血)を一作目にもつ、平成のヤクザものシリーズが好評ですが、やはり柚月さんはこちらだな。
弁護士のシリーズや今作のような軽快なコンゲーム小説は本当に面白い!
今後もその分野でお願いします。
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