台風の影響をジワジワ感じさせる午後。
久々にヴェトナム映画を観ました。
「ソン・ランの響き」 レオン・レ監督
ベトナム映画と言えばトラン・アン・ユン監督。
(青いパパイアの香り)や(シクロ)は名作でした。
ドラン監督の(ノルウェーの森)を観たのが最後で、ヴェトナム映画からは離れてました。
さて久々のヴェトナム映画どうでしょうか?
物語の舞台は80年代のサイゴン(現・ホーチミン市)。
主人公は二人。
一人は幼い頃両親を亡くし生きていく為に取り立て屋になった何処か寂しさを抱えた粗暴な青年。
もう一人は裕福な家庭に生まれたベトナムの伝統歌舞伎(カイルオン)の花形役者の青年。
偶然出会った二人は、初めは反発し合っていたが、次第に心を通わせていく。
実は取立て屋の青年はかつて民族楽器<ソン・ラン>の奏者を志した事があり、楽器を大切に持っていたのだった。
再び楽器を志そうとする青年。
果たして二人の未来は?
と言う物語。
80年代の日本映画を髣髴させる展開でした。
どこか仄かにBLも感じさせます。
超お奨めとまでは行かないけど、中々良作でした。
ヴェトナム映画再びブームの予感。
とりあえず(第三夫人と髪飾り)と(漂うがごとく)は観たいリストに入ってます。
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そしてこちらが、トラン・アン・ユンの傑作↓
これは既にレンタルあるので早く観ます↓