オジサンには刺さらなかった(「いまは、空しか見えない」 白尾悠) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

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皆さんこんばんは。

 

ズーッと漸くを要約と書いていた事をお客さんに突っ込まれた夜。

 

まだまだ未熟者です。

 

さて恒例の夜中の本紹介。

 

「いまは、空しか見えない」 白尾悠

 

初読の作家さんです。

 

女による女のためのR-18文学賞大賞&読者賞受賞作品なので興味が沸き読んでみました。

 

さてどうでしょうか?

 

主人公は封建的で抑圧の凄い父親と言いなりの母親の元で過ごす女子高生。

 

親には内緒でパソコンでホラー映像を配信していて、マニアの間ではかなり好評を得ています。

 

高校を出たら親から離れ東京の大学で映像の勉強をしようと画策しています。

 

でも日々の学生生活では息を潜めて生活していたのですが、ある日一人の同級生とバスで仲良くなります。

 

彼女には映像作家になりたい夢を打ち明けます。

 

そんな主人公の高校生時代&大学時代、主人公の母の過去、バスで知り合ったの友人で高校時代の物語にも登場した女性、そして主人公が夢であった映像会社に就職した物語を連作短編集で描いてあります。

 

今高校生や大学生の女の子が読めば共感度高いのかな?

 

50オバーのオジサンには響かなかったな~。

 

R-18の過去の受賞者は学生時代の話でもオジサンでも嵌れたのが多かったので少し残念。

 

山内マリコはそう思うと本当に凄い作家デビューでした。

 

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そしてこちらが山内マリコのR-18文学賞の読者賞を受賞したデビュー作↓