皆さんこんばんは。
恒例の夜中の本紹介。
「危険なビーナス」 東野圭吾
久々の東野作品。
15年程前は貪る様に読んでいた作家さんだけど、ここ5年ほどは酷い。
唯一ガリレオシリーズは読めるけど、他は目も当てられないレベル。
ぶつぶつ文句を言いながらも見つけたら読んでしまうのは、過去の作品が素晴らしかったから(白夜行や秘密は傑作ですね)。
さて今作はどうでしょうか?
主人公は動物病院に勤務する男性。
彼は幼い頃画家の父親を亡くし、母親は再婚するのですが、その再婚した相手は大手病院の息子で、父親違いの弟が居ました。
ある日突然、勤務先に一人の美女が訪ねてき、自分は弟の妻だと名乗ります。
母が突然死で亡くなってからは、義理父家族と弟とも疎遠になっており、弟が結婚した事も知りませんでした。
結婚も驚いたのですが、弟が行方不明になっている事を聞きダブルで驚きます。
弟探すのを手伝って欲しいと頼まれ、関わりたくない主人公は渋々手伝うのですが、どんどん弟の妻である女性に惹かれていきます。
そして調べていくうちに、母の死は他殺ではなかったか?という疑問も湧き出てきます。
果たして弟の失踪の原因は?
そして弟の妻の正体は?
と言う内容です。
何時もの東野作品とは少し毛色が違う感じは面白かったけど、相変わらず内容は薄いな~。
タイトルから作中に出てくる妻がキーワードと初めから分かるんだけど、そのオチか。。。。。
リアル感は全くない、漫画のようなオチには苦笑いでした。
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