中山さんファンオンリーの作品(「作家刑事毒島」 中山七里) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

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皆さんこんばんは。

 

二週間ぶっ通し営業終わりました。

 

明日はお休みなんだけど、昼間は浜松方面に仕入れに。

 

完全休日は程遠いですね。

 

さて恒例の夜中の本紹介。

 

「作家刑事毒島」 中山七里

 

毒島と書いて(ぶすじま)と読みます。

 

一応と言うか中山さんのシリーズ物で活躍する犬養隼人刑事が登場するので、シリーズ物外伝という感じかな?

 

さてどうでしょうか?

 

犬養隼人刑事は新人女性刑事と事件と対峙する連作集ですが、それぞれの事件が作家もしくは作家予備軍に関わる事件。

 

行き詰った挙句相談したのは元刑事にして現・流行ミステリー作家の毒島。

 

彼が元刑事ならではの知識と、作家ならではの感性で事件を解決してク物語。

 

まー普通には読めるけど、中山作品としては物足りないかかな?

 

加えて犬養刑事とか出てくるので、それなりにシリーズ読んでないと関係性がつかめないので、この本から読むと面白さんも半減。

 

なので中山ファンオンリーの外伝的作品と位置づけるのがベストかな。

 

多作作家の中山さんも息切れしてきた感が否めないので、今後はじっくり良い作品を書いてもらいたいです。

 

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