皆さんこんばんは。
お休みの夜が更けていきます。
予定通り今日は一日ダラダラ過ごしました。
なので上下巻の文庫本を読む覚悟が出来たのでじっくりと読みました。
先ずは上巻から。
「無限のビィ」 朱川湊人
ノスタルジックホラーという分野を作り上げた朱川さん、2003年のデビュー作(都市伝説セピア)から私のドストライク!
皆に勧めまくっていたら、何と2005年の(花まんま)で早くも直木賞受賞したんですよ!
嬉しい事だけど早っ!と思ったのも事実です。
その後も順調に作品を出し続けて、特に短編集の安定感は抜群で、出す作品の殆どが90点レベルの作品。
一方長編は今ひとつ。
勿論読めないとかないし、普通には面白いんだけど短編集の完成度からするとかなり低い気がしてしまう。
今作は上下巻の歴代朱川作品の中で一番の大長編です。
さてどうでしょうか?
物語の舞台は昭和46年の東京は下町。
この町は十年前の列車が衝突するという大惨事が起こった町でありました。
主人公は定食屋で生まれた小学生の少年で、最近自分に何やら不思議な力がある事を発見してる状況。
でも日々は知的障害を持つ弟将悟を慈しみ守りながら、近所の子供たちと元気に遊ぶ日々。
学校に若くて美人の先生が赴任して来た事で、町に不穏な事件が起こりだします。
大きなカラスが女性を襲ったり、気の抜けたような子供が現れたりと。
果たして美人先生の正体は何なのか?
というのが上巻。
今のところ何時もの朱川節で一気読みできる面白さです。
只今下巻半分読んだところなので、続きは明日!
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