悪くは無いかな?(「傘をもたない蟻たちは」 加藤シゲアキ) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

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皆さんこんばんは。

 

今夜は久々のお客さんが重なり、皆CDを買っていただき感謝です。

 

明日は朝一魚市場なので早く寝ないと。

 

その前に恒例の夜中の本紹介。

 

「傘をもたない蟻たちは」 加藤シゲアキ

 

言わずと知れたジャニーズのNEWSの一員の加藤シゲアキ。

 

芸能人が小説を書くというのは、今や普通の事なんでしょう。

 

何時もなら絶対読まないと思うんですが、先日の夜中のTVで中村文則がこの本を薦めていたので読んでみました。

 

短編集なんでそれぞれの話に繋がりはないです。

 

時折オッと思わせる瞬間もあれば、やはり素人と思う瞬間もあり、玉石混合の感じ。

 

年齢もそうだし、当然小説家がメインの仕事ではないので、多くを望むのは酷というもの。

 

そう考えると想像よりはかなり良い出来栄えの作品集です。

 

今後書き続ければもっと良い作品が書ける気はします。

 

印象に残った言葉があるので書いておきます。

 

(人ってのはな、喜ぼうと思っても限界はあるが、悲しもうと思うと際限が無く悲しむことが出来る。だったら最初から悲しまねぇことだ。何かあってもわしは悲しんだりしない。ただの出来事として受け入れる)

 

悲しみに際限はない。

 

だから悲しみすぎてはいけない。

 

ある程度のところで切りをつけないと、それこそ本当に立ち直れなくなるから。。。

 

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