体は単なる入れ物なのか?(「代体」 山田宗樹) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

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皆さんこんばんは。

 

流石に給料日後の週末。

 

久々に忙しくさせて頂きました。

 

明日も宴会があるので、暇だった五月の締めを頑張ります。

 

さて恒例の夜中の本紹介。

 

「代体」 山田宗樹

 

出す作品ごとに作風の違う山田さん。

 

しかも言っちゃなんだけど当たり外れが激しい!

 

今作はどうでしょうか?

 

物語は近未来の日本が舞台。

 

人びとの意識を取り出し、移転させる技術が発達。

 

大病や大けがをした人間の意識を、一時的に(代体)と呼ばれる(器)に移し、日常生活に支障をきたさないようにすることがビジネスとなっていました。

 

主人公はその(代体)技術を操作出来る研究員で、ある日(代体)となった体の遺体が発見されます。

 

そこから一気にミステリー色が強くなります。

 

代体のまま姿を消す謎の人物。

 

果たしてその目的とは?

 

と言う物語。

 

ジャンル的にはSFミステリーになるのかな?

 

個人的にSFがそれほど得意ではないのもあるんだけど、面白さが今ひとつ分からなかった。

 

テーマとか最初のほうは面白かったんだけど、後半に向かえば向かうほど良く分からなくったのが正直な印象です。

 

ぶっちゃけ外れの部類かな?

 

山田さん次作に期待します。

 

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