帯がちょっと大げさに賞賛しすぎ(「ハラサキ」 能城亮) | 「天に月、地に山」 愛知・豊橋で日本酒なら

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愛知県豊橋市宮下町14にて日本酒専門店をOPENして25年になります。初めて日本酒飲む方から、かなりのマニアまで。お一人様から30人まで総て受け止めます。宴会・飲み会も大歓迎です!                            電話(0532-64-3231)

 

皆さんこんばんは。

 

今夜も静かなお店でしたが、そんな中来て下さるお客さん達に感謝です。

 

お店が続くと言うのは、それだけ多くの方の優しさを頂くと言う事。

 

来るべき20周年に向けて、日々の感謝がドンドン高まる感じです。

 

兎に角目標の20年までは必ず営業しますので頑張ります!

 

さて恒例の夜中の本紹介。

 

「ハラサキ」 野城亮

 

第24回日本ホラー小説大賞読者賞受賞作にして作者のデビュー作。

 

基本ホラー小説大賞は総て読みますが、今作は帯の煽りが凄い!

 

なので何時もよりハードルをかなり上げて読んだ次第です。

 

主人公は結婚が決まった女性で、結婚前に彼氏と自分の生まれ故郷に旅行するこ事になります。

 

仕事の加減で彼氏のほうが一足先に現地に行き旅館で落ち合う約束をしていましたが、時簡になっても彼女は来ません。

 

携帯もつながらず、何か事件や事故に巻き込まれたかと心配し警察に向かいます。

 

一方彼女は予定通り遅れて故郷の駅に着くのですが、そこで小学校の同級生だと名乗る一人の女性と出会います。

 

しかし彼女は子供の頃の記憶が何故か余り無く、彼女の事も思い出せないのですが、話を合わせて一緒に旅館に向かう事に。

 

駅を出ると女性の死体が!

 

その事を皮切りに何かおかしな事ばかり起こり、どうやら今居るのが現実の世界ではないことが分かります。

 

彼女のはこの架空の世界の中で、無くした子供の頃の記憶を徐々に取り戻していきます。

 

果たして彼女の無くした記憶とは?

 

そして現実世界に居る彼氏とは再会できるのか?

 

と言う内容です。

 

新人のデビュー作とすれば及第点でしょうが、帯にあるほどの面白さは全く感じない。

 

オチも想像の範囲内でした。

 

でも力はある人だと思うので今後に期待ですね。

 

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