エステルにマイクロスプーンで掛けた瞬間 | なにがし空間記憶

なにがし空間記憶

ルアーフィッシング、主にエリアトラウトやアジングについての釣行記録です。

 

時期:2017年2月中旬
場所:関東 泥炭マッディエリア
天候:曇りのち雨
気温:5℃位
水温:水温多分11ー3度位
水質:どマッディ 湧き水
水深:最深部2メートル
風速:北西2~4メートル

 

エリアでは見たこともないコーヒー色の濁り、フォールターンで流れ込みに泡が…

 

ここの管理人さんはまあ良く知っているのです 釣りを、魚を

 

他ではあまり耳にしない表現をたくさん持っていて


数いるエリアの達人より更に表現を持っていて


それだけ掘り下げてきた訳ですよね

 

その管理人さんが午後に結論付けたのが「今日は渋いです」

 

 

朝一は調子が良かったのです
ノア21赤金にコツコツと小さなアタリがたくさん出ます
表層から始めてカウント3位まで落としたレンジでヒットしフロロのスウィープでのアワセ


掛かりも深く難なく最初の一尾を手にしました

 

それからハイバ18ゴールドなんかで追釣しハイバ13ブラウン、カラシでカウント4 当たらなければそこから手前まで巻き下げる

 

そんな釣り方で12~3本取れておりましたのでそう難しくはないなと思ってたんですよ

 

そこから風が吹き雨が降り出して状況は変わります
コツコツと小さなアタリは少なくなりマイクロに切り替えました

反転させる釣りからアタリを感じたら即巻き合わせっていう釣りに切り替えます
冬の雨は好転することは少ない気がしますし

 

 

ロッドはブランクがジャストエースさんのHTJという40トンカーボンでHALと比べるとバットに巻かれたカーボンが薄く元径が6.5センチと細くパワーは劣ります


バットから曲がるスローテーパーでこれに先径08-元径12 長さ15センチのチタンティップを入れてあります


6.4フィートで5~60グラムと軽いロッドでこれでアジングも併用


ベンディングカーブ、曲げた時の曲線はナチュラル

 

利点としては柔らかくよく曲がるのに感度がいい事


難点はバットが弱い事で魚が強いとノサれて戻りが悪い

 

ピシュッとキャスティングしにくいのでベリーにのせる感じでゆっくりキャストします


先端が重めになるので振り切った後にしなりでティップが水面を叩くことがありますから少し高い位置で振っています


無重力ロッドと言う感じかな

 

グラスロッドの様に曲がるけど軽くて感度が良くてこれで掛けたニジマスはみな大物で元気良く感じちゃうんですよね

 

これにアジングマスター エステル04 ショートリーダーにナイロン2.5lbを20センチ アタリを感じると同時に巻き合わせ

 

 

クローザー08薄ピンク
M2こげ茶08
ジキル11オレ金裏蛍光イエロー

 

表層から70センチ位でしょうか


ロッドは立て気味で久しぶりにエステルを使った春っぽい釣り これはこれで楽しいのです

 

これで5~6本掛けた所でアタリが完全に遠のきました


雨も強くなり少し休憩

ここから問題が発生
雨が小降りになって釣り始めるもラインブレイクが3回 全て巻き合わせと同時にブレイク


アジではそんなにブレイクしないのですがエリアはエステルでたまにラインブレイク病にかかるのです

 

管理人さん曰く巻き合わせが強すぎる、ロッドはエクストラファストのソリッドティップの方が良い、など助言をくれました

 

 

しかしそうなのだろうか?

ルビアスはATDだしドラグは緩めでチタンティップはソリッド同様柔軟性があり魚に追随します

 

バットが弱いからブレるのかな?

向かい風が吹いてきてマイクロだったので巻き取りで弛んでしまいバックラしてすこし絡まった


そこが脆くなっていたのか


いや、切れたのはリーダーからすぐ上だった

 

巻き下げで当たった時ロッドとルアーが一直線では切れて当然だった これはわかる

 

巻き合わせたら魚が強烈に反転して切れたのも仕方がないかも


色々考えてみたのですが問題はアワセに対して自分の中にもやっとした部分がある事です

 

掛けに行く時の巻き合わせってどんな食い方か判断出来る前に手が動いている

 

しかしカッ! コッ!っていうアタリはそもそも掛けられる代物ではない


カッ!という瞬間もう弾いてるわけでしょうしどんな状態かはっきり把握出来ないんだよね


それでいてアジの様に上あごの中心を貫くフッキングはほとんど経験がありませんし


結果論として魚が反転して持って行く様な大きなアタリなのか小さなモゾっとしたアタリなのか掛けに行った瞬間はわからないんだな


掛けるタイミングが早すぎるんかね?

 

そこんところのイメージがモヤッとしてる

 

この間は同じ手法で上手く掛けられていたのに今日は様子が違う


やっぱり魚が表層に浮いてくる春もフロロメインで行こうかな…今度のテーマは巻き合わせのタイミングですね


フロロであってもエステルであっても


4時頃にモカのロッド立て表層巻きで連チャン、雨も小振りで表層に浮いてきたようです

 

管理人さんは1.5グラム位の波紋と同時に巻き下げてるからスプーンなのかな? 連ちゃんしている

 

確かにモカも手前で巻き下げた方が拾える


これは自分も得意な釣りでもあるけれどクーガでは一度もヒットしませんでした
波動が大きすぎるのでしょうね

 

その後また雨が強くなりそのまま管理人さんと話し込んで終了と相成りました

 

トータル25匹

 

難しい日
納得いかない日でありました

 


タックル1
リール:15ルビアス2004
ライン:プレッソタイプf フロロ2lb
ロッド:自作6フィート
ブランク:ジャストエース HAL692
ティップ:チューブラ
ガイド:トルザイト8個

 

タックル2
リール:アブPRM2000HG
ライン:アジングマスター エステル04
ロッド:自作6.4フィート
ブランク:ジャストエース HTJ632
ティップ:チタンティップ 07ー12 15センチ
ガイド:トルザイト9個