たくさん釣らないとわからないこと | なにがし空間記憶

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ルアーフィッシング、主にエリアトラウトやアジングについての釣行記録です。

エリア歴はまだ10カ月です

 

お金を出して魚を釣るなんてあり得ないとそう思っていたのですが…

 

近場の海に三年前からアジが回ってこなくなりました

 

おととしは年間で3匹しか釣れませんでした

 

去年も9月まで2匹しか釣れず

 

知り合いがエリアでアジングロッドのダイワ羽軸を使っている、と聞きなるほどと思いまして

 

あまりに釣れない海をあきらめアジングロッドにエステルのまま中古屋で1g前後のスプーンを10個約2000円位買い込んで始めて小高い所にあるエリアへ行ってみました

 

それで50本位釣れまして

それが楽しくて楽しくて

 

エリアで大事なのはレンジと巻きスピードと色? この内レンジと巻きスピードはアジングと共通してましたから順応は早かった

 

潮の流れと風と波の中で1g前後のノーカンなジグヘッドをデッドスローに巻いたり落としたり

 

なのでアンダーのマイクロスプーンも違和感は無かったんですよね

 

考えてみればアジングが楽しいのは20匹とか30匹釣れるからですよ

 

この辺は魚が豊富ではない海なので毎回ではありません

 

ボウズや3匹程度の時も多々あります

 

で、たくさん釣れたアジを刺身や塩焼、干物にしたりそれを食べる楽しみ


今までやっていたのは釣りのようで釣りではなかったんだなあ

 

もちろん釣趣って色々あるんだけど

 

夕暮れの海でぼーっとロッドを振るのも楽しいは楽しいし

 

今までルアーで1日に50匹釣った事があっただろうか?

 

ロッドやリールの性能ってたくさん釣らないとわからないものなんだ

 

たくさんの魚とやり取りしないとわからない事がたくさんあるんだ

 

エリアでお金を出して釣ったとしてもそれに見合う価値があるんじゃないの?

 

海も池も釣り禁だらけになってきたしな…そう考えるようになったんですね

 


関東でバスなんて5匹釣れれば大満足で3匹だって上々で1匹でも十分ですよ 半分以上はボウズ

 

…果たしてそれって「釣り」なのだろうか? 大半はただのキャスティングのみ 一か月の間に「フッキング」は何回だった? 3回か 10回か数えられてしまう始末

 

ちなみに冬の間週2でずっとエリアに通ったのですがバサーが冬のエリアで苦戦する原因は巻きスピードじゃないでしょうかね

 

バスのクランクとマスのクランクは似て非なる物

 

あ、話が逸れちゃった…

 

エリアにハマりロッドビルドにも手を染めてハマりにハマって思ったことはエリアの達人たちは本当に魚を釣るし釣りを魚を知ってるなって事

 

ロッドに関してはアジングは先を行っていてエリアがそれに追随していく感じだけれども

 

 

魚の掛け方

色の使い分け

レンジの把握

魚の集め方

 

リールの巻き方についてもたくさんバリエーションがあります

 

ロッドアクションではなくリールの巻きで変化を付けるのです

 

ロッドをやたら動かさない方がアワセに移行しやすいからですが

 

デジ巻きっていう技術は他の釣りでは聞かないよね

 

巻き上げ、巻き下げってのもある

 

ノーマルな巻きも何秒で一回転巻くかなんて考えた事もなかったし

 

ロッドではなく巻きでジャークするマジックジャークもそうだ

 

巻き方によってはグリップも三種類位使い分ける用になりましたし

 

今日の水質はまとわりつくから派手目なアクションのルアーがいい、とかそれまで聞いたことがありませんでした

 

派手なルアーや早巻き、ボトムデジ巻きはアタリは無くとも集魚力があり次の展開への下準備になる場合がある、云々…

 

これらは受け売りであって実践できているかは別なので良くわかんねえなって事もあります

 

てへっ・・・

 

革新的よりもオーソドックスなルアーで、ロッドアクションよりも巻き方で変化を付け、あるもので限られた範囲を突き詰めていく釣り

 

自分が今やっていることを理論的に説明出来る人が多いんですよね

 

まず魚を釣っている量が違いすぎる

 

大会上位進出のエキスパートとか優勝したマイスターと呼ばれる人たちには普通では見えないものが見えていてそれを感じ実行しているのでしょうね

 

もっとも実際の水の中は違うかもしれませんがそれでもたくさんの仮定と仮の答えを準備出来ている人たち


言葉に出来るという釣りの世界だけに留まらないパワー

 

エリアの皆さんはそういう所が凄いなと感じている所存