フロロで鈍感な釣りを覚えた | なにがし空間記憶

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ルアーフィッシング、主にエリアトラウトやアジングについての釣行記録です。

昨年の11月からフロロ2LBをメインで使用しています
ダイワのプレッソタイプF 0.117ミリ
このラインは細いせいもありますがしなやかです
魚のひきが強いエリアでは1.5LBではもたない事が多いので
2lbを使っています
0.112ミリの2lbもありますがラインブレイクが多い気がして
なのでこのラインを愛用しています
0.5g~0.9gのマイクロスプーンもギリギリ使える太さ

 

エリアでのエステルに慣れた頃だったのですが
レンジが深めになる季節になったので沈みやすいフロロは
どうかなと思って使ってみたのが最初

当初はエステルやPEに比べて伸びが気になりまして
エステルにチタンティップだとカンっとアタるのに対し
フロロのアタリはモゾ…としか感じられず

 

ノーカンがとっても気持ち悪かったんですけどね

でもバレにくさという特性は大きかったのです

極端に言うと60バイトで50本取れるのと

60バイトで35本しか取れないのでは全然違います

 

他のラインを極端に悪く言うと

エステルやPEは弾いてしまう、寄せで張りつめ過ぎてバラす、

ナイロンだとどこまでも伸びて合わせが効かない
フロロはちょうど良い伸びかもしれません

超個人的にね・・・

 

それに慣れてくると鈍感なロッドを合わせたくなってきて
それでチューブラを作った訳なのです
まあ、チューブラもそこそこ感度はあるのですが
バットが強くてベリーが曲がった分を戻そうとするブランクであれば
何でもよいのかな?

 

敢えて感度を無視したノーカンの釣りはアジングには無いかもしれません
トラウトではグラスロッドにクランクなど
アジングよりもはっきりとしたノセ重視のセッティングがありますもんね

 

あっ 食ってた、そ〜れスイープ〜

 

魚に食わせて反転させる鈍感な釣りの楽しさに気づきました

 

大会やトーナメントはバラさない事よりゴリ巻きで
なるべく早く取り込む事が重視されてる
それは一時間の試合の中での事

 

一般人のエリアトラウトは一日10時間とかで
なるべく数釣りを考える人が多いのではないでしょうか
なので僕はゴリ巻きで取り込む事はありません

・・・や、大物狙いの人もいますけどね

 

スウィープでフッキングしてドラグを出しながら
ドラグ音を感じながら慎重に寄せる楽しさ

土日休めれば大会にも出てみたいのですが
大会に出なくても十分夢中になれる

 

マスの口に針を掛ける方法論が楽しいんだよね
掛けに行くのか
どれだけ口の中に残せるか
硬いロッドに柔らかなラインか
伸びないラインに柔らかなロッドか

夢中にさせてくれる

 

一匹釣れればそれで100%
その100%を一日の中でなるべくたくさん味わいたいのです