折れたチューブラをソリッドティップに | なにがし空間記憶

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ルアーフィッシング、主にエリアトラウトやアジングについての釣行記録です。

所謂ロッドビルダーです
今までマス・アジ用、ソルト用、ショアジギ用で7本ほど作りました

あまり詳しくはありません

自分で作った竿を使い始めてからドンドン釣りにハマってしまいました

 

エリア用として今メインで使っているのが下記の仕様です

 

長さ:6.2フィート 185センチ
ブランク:ジャストエース HAL692
ティップ:ヘラブナ用カーボンソリッドティップ
ガイド:トルザイト8個

 

ブランクって言うのはガイドもグリップも付いていない延竿
トルザイトって言うのは軽く摩擦も少ない金属のガイド
ロッドビルドは各パーツを組み合わせて接着していく作業です

 

このブランクは所謂バットがしっかりしていてティップが柔らかい、
ファストテーパーのアジング用ブランクです
6.9フィート 28グラム 白いブランクだったので塗料をはがして
アンサンド、無塗装の黒っぽいブランクにしました

マグナムクラフトと言うその筋では有名なブランクに比べると
長さがある分多少重め
マグナムクラフトさんのライトなブランクは基本5.9フィートが多いので
ティップやバットを継いでも6フィートが最長になるのかと
それで長めのこのブランクを使った訳です
6.4フィートが好きなのですよ

 

40トンカーボンのブランクとは薄い高弾性のカーボンで
良く曲がり戻りが早いのでバレにくいという特性がある
…らしいです

 

要はベリーが粘るような感じ
実際使用していて気持ちいいんですよね
特にフロロと併せて使用するようになってバレが減ったかもです

 

最初は慣れなかった15ルビアスのATDとの相性が良くて
HAL692 & フロロ2lb & ATD これが今のベストなセッティング

 

このブランクで2本作っておりましてまず始めの一本は
形状記憶合金、チタンの穂先で作りました
所謂チタンティップですが非常に気に入りまして
もう一本購入しこれはチューブラのままで使用しておりました

 

感度が鈍いノーカン乗せ重視のセッティングなのですが
これについてはまた後ほど語りたいと思います

 

現在はチューブラではなくヘラブナ用ソリッドを入れております
話せば長くなるのですが…
このロッドは当初チューブラ6.4フィートだったのですが2度折れました
しかもリリーサーをかけた後に あれ? 折れてる? 泣
という静かな折れ方で2度…

 

チューブラ6.9フィートのバットを5インチカットして6.4フィートにした

使いやすいぞ〜?

ティップ側4インチ折れたので6フィートで使用

6フィートになったが使用感はそう変わらなかった

かえってシャキッとして使いやすい

ティップ側から40センチの所で折れた!

前から気になっていたヘラブナ竿用のカーボンティップを継いだ
80センチ 08ー34をティップから50センチ程度カット

かなりいいような気がする

 

普通は50センチもティップを入れないのですが
折れた長さが40センチなので苦肉の策だったのです

チタンティップで作った方は破損した事がないので
カットしたバランスが良くなかったのか
傷が付いてしまっていたのか
元々不良だったのかはわかりませんが


前にyoutubeで釣り動画を流していたら
たまたまヘラブナ釣りの動画が流れてまして

 

ヘラブナ釣りはやらないんですが竿の曲がりが綺麗で

んでヘラブナ竿、和竿制作動画なども見てみて
使えるのではないかと思っておりました


ヘラブナ用ソリッドティップは釣り具屋に置いてある
よくある安いソリッドティップなのですが
釣り味はかなり良かった

 

少し固めを選びましたがガイドを付けると
ちょうど良い曲がりになりました

なぜかチューブラより感度が良くなった気がします
長すぎると思った50センチのティップでも

何の違和感もありませんでした