作曲してる人の頭の中ってどんななのと聞かれた | 40代音大生

40代音大生

40代で音大入学。ピアノを専攻。四苦八苦しながら教職取り中。理系の旦那さんと一緒に育児。小3の長女、23週で出生した元医療的ケア児の長男(5歳・超低体重出生児)

作曲してるというと

大体驚かれる…

なんでだろ

 

 

音大では作曲専門のコースもあるけど

作曲したいならどこのコースでも取れる授業がある。

やってみたいならできる環境だけど

 

小さい頃YAMAHAにいたので

モチーフをもらってそれを編曲するというのは

やってったっぽい

 

で、今も好きで作曲の授業を取ってる

どーも楽しい(^^)

純粋に楽しい作業みたいで…

世界が作れる感じが好き

 

 

演奏だと自分の体が上手く動かないと

自分の世界観を思い切り体現できないけど

作曲は自分のペースで一個一個積み上げられるし

演奏はほかにしてもらうこともできるしで

自分にあってるみたいです。

 

で、作曲してる私の頭の中は

だいたいいつも音楽ばっかり考えてるような

音の収集に余念が無くて

 

コード進行がわからなくても

聞いた音をふんふん鼻歌で無意識に歌ってて

覚えたような覚えてないような…

でも面白い進行があったらふんふん歌って弾いてみて確かめる…

 

そんな癖がついてます…

ただの趣味だけど

 

あとは知らない楽器とか知らない音階とかに興味津津で

民族音楽とか聞くと これはどんな要素でこの音楽ができてるんだろうと

構成が気になったりします

 

良い音楽と思ったらなんでいい音楽って思ったんだろうって考えたり

 

実際の作業ではまず作りたい曲の雰囲気を考えて

ピアノ曲か、オケかとか

歌か、器楽曲かとかを考えます。

 

作りたい曲にあった調を考えて、

調の性格とかを自分なりに決めてるので

その調の左手の和音を決めてみて

軽くコード進行を作って

メロディーを考えてみて

雰囲気を作ってから

 

あとは緻密に組み立てます。

サビは作るのか、とか

コード進行は変えるのか、変えないかとか

意外性をもたせるのか

安定感でずっといくのかとか

 

自分的に心地よい音で行くのか

不協和音を入れるのか、とか

 

途中まで作ったら弾いたり音を鳴らしたりして

映画みたいに1シーン終わったら

また次のシーンを撮るみたいに曲の流れを考えます。

 

 

一通りできたら盛り上がって

終わり、とか

なんとなく終わり感を持たせて一曲を締めます。

 

作ったら先生に見せて、

アドバイスもらって

編曲したり、それで終わりにしたり…。

 

なんとなく楽しい

あ、漫画書くのと似てるかもしれないです。

とりあえず好きな作業です笑