わあ…
といっても幼児さんでお友達のお子さんだけど
『ピアノの楽しさを教えて欲しい』と言われて
導入レッスンのお試し…
本格的なほうは他の先生にお願いするとして
まずはピアノに触ってみたいってことだったので
うちに来てもらった。
視覚優位の子ということだったので
じゃあ構造見て弾いたほうが楽しいかな?と考えて
前板をはずし開放して遊んでもらったw
一個の鍵盤を弾くと後ろの弦を叩くハンマーがぽーんと鳴る。
私はこれが楽しいけど、どうかなあと思ったら
楽しく触ってくれてたのでほっとした。
そっと弾くとそっとハンマーが弦を叩く。
勢いよく叩くと勢いよくハンマーが弦を叩く。
子どもが数人いたのでみんな勢いよく弾いててすごい音量で(;´∀`)
でも音の大小を教えると弾き方を変えて遊んでて感心してしまった。
ちいさく高音で優しくどれどれ〜 で蝶々のようなひらひらした音。
大きく低音でどっ れ ど れっ はなんだろう 像さん?
ハンマーの動きと音量や音色を味わってもらい
あとは庭の雪のすごさに夢中になってたのでw
1時間くらいで終了。
自分にとっても新鮮な体験でした🌟
教えるって何かな…としみじみ考えた。
ピアノの楽しさって何かな…って。
私が教えるのは多分「表現する楽しさ」なんだと思う。
導入はピアノでもいいけど
「何を表現したいか」を見つけてほしい、かなあ。
もし先生になるとしたら、だけど。
既存の曲を使って表現するのもいいし
ピアノという楽器で自分の音をさぐってもいい。
音楽って新しい言語だと思っていて
話したい言葉のための…世界共通言語みたいな?
話したいことがなかったら、のんびり他の人の話したいことをなぞってみるのもいいし…
はっ今話したい!って思ったら表現したら良いと思う。
導入といってもクラシックなら…ハノンとか、なのかな…
ポップスなら流行りの曲とか?
でもその前に子どもは音の高い低いも立体的なイメージがないし…
たかい音、低い音は平面で位置してる気がする。
体験的に高い音と低い音、鍵盤との関係を身につけるか…って
学習というより生活習慣の習得に近いよなあって思った。
鍵盤に何度も触るうちに
あれめっちゃ低い音ある、とか高い高いはしっこの音があるって
「気づき」が必要な気がする。
まあ難しいことは来年からならおう〜
でも鍵盤を押すとピアノがハンマーを叩く。
鍵盤の押し方をかえると響き方が変わる。
これだけでも覚えておいてくれたら
簡単な曲をやるときに頭の中にハンマーをどう叩かせたいか考えて
「表現」できる手助けにならないかな?って思った。
我が家の子たちもさっぱりだけどね〜(;´∀`)
楽譜というものがあって、どうも鍵盤とそれが結びついてて
一本指で弾いてはならないらしい、
くらいしか多分わかってない_| ̄|○