2025 | 南の島から来た男アゲイン

南の島から来た男アゲイン

生きてるって、素晴らしい。

先日やまといもを大量にいただき↓

食べ切れないくらいなので近しい方々にいつもお世話になってるお礼も込めて差し上げております。すり下ろしていただくのが一般的かもしれないけど、俺はこれ焼いて食べるのが大好きでして、ここ数日こればっかりですわ(笑)。日本の冬を感じつつ子どもの頃に掘りにいった匂いを懐かしく思い出しながら、いや美味しい。笑

気が付けば今年も残りあとわずかということで、何度かに分けて今年を振り返ってみようかと思います。絶対一度では収まり切らないと思うから(笑)、最初から題名に1と数字を振っておきました。

今年一番大きな出来事はというと、この日記に何度もその都度書いてきたけど故郷の伊豆大島に月のうち約一週間帰って島で過ごすということを初めて実行できたということだね。これは今まで何度もやってみたいと思っていたけどなかなかできず、いつか必ずやろうと決めていたことのひとつなのよ。何故そんな面倒なことがしたかったかというと、俺はそもそも15才で初めて東京に出てきた時に、その後ずっと東京で生きていこうなんてことはさらさら思っていなくて、大学を卒業したら島に帰ろうくらいの感覚だったんだよね。島に帰って何の仕事するのか?なんてことは考えたこともなく、まぁなんとかなるだろうっていう(笑)いつもの楽天的な感じで、親にもそう言ってたし友だちなんかにもそんなことを言ってたのよ。ただアルバイトとはいえ夜中の六本木のバーの怪しい魅力や(笑)スイミングクラブでの子どもたちとの出会い、さらにライフセービングなんていう面白いものを知ってしまったら、ちょっと今さら東京から離れる訳にはいかないよなと、だんだん人生設計が年とともに具体的になるに連れて現実的には難しいということになってくるもんね。結婚して子どもたちの学校のことなんかを考えたら引っ越すだけでもハードル高いのに、まして島へ?なんてことになれば難しいというより止めた方がいいという当時の判断だよね。ただ俺は住んでない俺が言うのもなんだけど島に対する気持ちっていうのは誰にも負けないってくらいの自負があり、そうであればリスク覚悟で引っ越せばいいだろっていう気持ちとの葛藤がずっとあったんだよな。で実際この日記にもよく書いてるように東京も大好きだから(笑)、そうであればいつか行ったり来たりの生活ができたらいいなと思ってたんだよね。正直お金もかかるし仕事だって会社の仲間たちにしわ寄せが行くこともあるだろうし、家族にだって犬も含めて俺だけ不規則な生活になっちゃうしね。ただそういう諸々の諸事情が今だったらなんとかなるんじゃないか?今なら行ったり来たりの生活が可能ではないのか?と思えたのがちょうど一年前くらいで、そこからあれこれ計画して家の周りの草刈りを頼んだり、数年間停めていた電気やガス・水道なんかの手配をして、冷蔵庫を買って自動車を調達し、なんとか長期滞在できるまで整備できたのが今年だったんだよね。ただ最低限のことしかできていないという現実もあり、まだ手付かずの部屋がいくつか残っていたり、開けたことのない扉もいくつもあるのね。開けてしまったら片付けなくちゃならないから(笑)、一つずつ順番で優先順位付けて、生活に直結するものから始めてなんとかという段階です。今月は忘年会の予定が多くなっちゃって帰れないから、年が明けたらまた来年も行ったり来たりの生活がしたいなと、今年はそんな念願が叶った年になりました。

俺は旅行がそんなに好きではなくて、いや行ってみたら楽しいに決まってるんだけど、大好きな東京と大島だけで十分お腹いっぱいなのよ。笑