時代は変わる。 | 南の島から来た男アゲイン

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生きてるって、素晴らしい。

昨日うちの会社の社員が、パートさんの保険の手続きで年金事務所に行ってきますということだったので、ちょっと待てと、年金事務所があるのは中目黒、中目黒といえば俺がいつか食べてみたいと思いながら毎回長い行列見て諦めてるアイム・ドーナツ買ってきてくれと。幸い雨で人出も少なそうだし並んでも大したことないだろうということで、人生初のアイム・ドーナツ。この袋がまた可愛いね、I'm Donut?って聞いてる感じ?なのかな。笑

はいはい、間違いなくあなたドーナツですよと答えてあげたいね。ミスドともクリスピー・クリーム・ドーナツともまったく違う初めてのドーナツ、これは美味しい、売れるに決まってるよなと納得しながらみんなでお茶の時間にしたよ。生地がね、美味しい。

数日前に那須の河原でご遺体が発見されて被害者が飲食店経営の方とその奥様だということなんだよな。この事件自体はどういうことだったのかという経緯は未だわかっていないことが多いというか、発表されていないだけで結構わかってるんだろうけどね。で、その犯人が出頭してきたり逮捕されたりという形で捕まっていて、どうやらその先に主犯というか指示役の犯人がいるのではないか?というところまできたんだよな。しかし捕まってる人たちが結構な金額のお金を持ってたり約束されていたりということで、かなりの大金が動いたことになるんじゃないのかね。そんな大金使ってまで殺さなければならなかった動機ってなんなんだろうね?そっちがめちゃめちゃ気になる事件です。昨日捕まったのは実際に河原まで運んで死体を焼いたとされる人で、どうやら小さい頃に役者として活躍された方だということで話題になってるんだよな。小さい頃とはいえ役者として活躍するなんていうのはかなり演技力もあっただろうし容姿だってそれなりに恵まれていたんだろうと思うし、何よりラッキーだったと思うのね。いくら実力があってもその時の時代の空気感だったり雰囲気が合わなければ活躍することはできない訳で、そういう意味で幸運だったはずなんだよな。その後何がどうなったのか知らないけれど、結果的に今こうして手錠をかけられて逮捕されるっていう、ものすごい人生の落差を感じて、こういう人生もなかなかないだろうと思う訳です。何がどうなるとこんな風になるのか?興味というと語弊があるけど、いろんな人がいるなと、いろんなパターンの人生があるんだなと改めて思うのよ。いや俺だって何があるかわからないし今でもそんなに上の方にいるような人生ではないけど、それでも明日には想像つかないくらいの落差で落ちてく可能性はあるからね、そういうものと言ってしまうと身も蓋もないけど、そういうことと思います。

でね、そういうような人ってたまにいるでしょ。いや何度もいうけど俺だって他人事ではなく明日は我が身ということは重々承知の上で書いてる訳だけど、なんていうか昔はよかった的な人っているよね。人生のピークは高校一年生の一学期だったと(笑)公言してる知り合いもいるんだけど、そいつの場合はたぶん一番モテたということらしいけど、いろんな意味で賞味期限切れました的な方ってね、俺ごときが偉そうにいうことでもないけど、結局世の中の変化に対応できていないということだと思うんだよな。昔はポリコレなんていう概念はなかったけど今はこれ抜きには語れないように、世の中一般の価値観っていうのは常に変化してる訳で、そこに合わせていかないと同じポジションをキープすることって難しいと思うのよ。俺には俺のポリシーがあって、それは曲げられないのだ!という方は、もうそれはどうぞご自由にというしかないけど、そんなことしてたら時代に取り残されてしまうだけなんだよな。それでもいいと、そういう生き方を敢えて選ぶというならまだしも、なんだか気づいたらとんでもないことになってしまいました(笑)っていうのはちょっと切ないものがあるよね。不器用とかって言えばカッコいいけど、俺はちょっとそれは美化しすぎだと、単に鈍感なだけではなかろうかと思ってみたり。いやわからないよ、何度も書いてるように俺なんかの拙い想像力では及びもつかないくらいたくさんの人生があってそれぞれに物語がある訳だからね。ただなんだか報道見てて人間ってそういうものなんだと、人生って何なんだと、いろいろ考えさせられました。一人で生きてくなら好きなことだけするっていうのもいいけど、結局社会の中で他人との関りを持ちながら生きてくことの難しさ(?)でもありそこがまた楽しいことでもあったりするんだけど、正解のない中で何をどう選択しながら生きてくのか、いや考え始めたらキリないよな。

GWも後半戦、よい休日を。