- 眠りながら成功する―自己暗示と潜在意識の活用/ジョセフ・マーフィー
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本書では、潜在意識と顕在意識の働き方について説明しています。
潜在意識に関しては、「潜在意識には、面白い性質があり、それは、潜在意識がある一定の刻印を受けると、それを必ず現実の形にしてこの世に現さずにはおかないという性質です。ですから、自分の願望を達成するためには、その願望をうまく潜在意識に刻印すればよいわけです。その刻印の仕方は、信念、信仰によるのだということは、よく知られています。しかし自分が貧乏なのに、自分は金持ちだと信じようとしても、それは逆効果です。その言葉がうそだと知っていると、その「本音」のほうを潜在意識に刻印することになり、そちらが実現してしまうからです。」また、「潜在意識は、考えが良いか悪いか、または正しいか、間違っているかを検討することはしないで、自分の考えや暗示の質に応じて反応します。暗示を受けやすい性質があるのです。また比較対照はしないし、独力で推論したり思考したりしません。このような機能は、顕在意識が行うものなのです。」と述べています。
また、今まで色々な自己啓発本等読んできて、成果が上がらなかった人は、次のことが理由かもしれません。
「自分の願ったことがかなえられかった理由として、顕在意識を使って潜在意識に自分の考えを受け入れさせようとか強制していては、潜在意識が受け入れられません。顕在意識と潜在意識が一致すればかなえられます。
潜在意識が受け入れやすい一番いい時は、眠りにつく前と目が覚めた直後です。これは、潜在意識が最も多く露出するときで、この状態のときは、潜在意識が受けとることを妨げる否定的な考えや想像がもはやあらわれてこないからです。」と述べています。
今まで色々な本を読んでうまくいかなかった人は、顕在意識と潜在意識が共通した認識をもっていたででしょうか?本音が他のところにある場合は、その本音が潜在意識に刻印され、それが実現されてしまします。
また、こんなことで本当に願いがかなうのだろうか?という否定的な考えがある場合は、それが潜在意識が本来の願望を受け取る妨げとなります。なぜならこの否定的な考えが、顕在意識からの暗示になってしまうからです。
潜在意識自体は、顕在意識からの暗示をそのまま受け入れる性質があるため、願ったことが本当に実現するためには心の底から信じること(顕在意識レベル)が必要ということになります。
しかし、いきなり否定的な心を持たないようにするのが難しい人は、上記のように、眠る前と目が覚めた直後に試してみるといいかもしれません。
また、本書では、肉体的療法、精神的療法についても書かれていますが、共通しているのは、治癒をおこすのは自分の潜在意識であり、その潜在意識に対して適切な暗示を与えることにより、それが実現(治癒)することだと述べています。
色々な角度から潜在意識について書かれていますので、自己啓発本等を読む前に、本書を読まれるとより効果が上がると思います。


