ヒプノセラピー・前世療法・年齢退行療法に関する本のご紹介 -2ページ目

ヒプノセラピー・前世療法・年齢退行療法に関する本のご紹介

こちらのブログでは、ヒプノセラピー(催眠療法)・前世療法・年齢退行療法に関する本をご紹介していきます。
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ウソの記憶と真実の記憶―人間の記憶は、あとから創られる… (KAWADE夢新書)/中島 節夫
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本書は、そもそも記憶とはいったい何なのか。脳のどこにあって、どれだけのことを覚えていられるのか。なぜ、古い出来事なのによく覚えていることと、最近のことなのにすぐに忘れてしまうことがるのか等に関して解説しています。

精神科医の中島氏が今までの臨床経験の事例を数多く用いて催眠の効果を紹介しています。

本書によると精神医療で催眠を用いている精神科医は国内ではかなり数が少ないようですが、著者は、解離性障害、転換性障害に対して催眠を用いて治療した数が一番多く、かなりの効果を上げることができたと述べています。心因性に起因する病気の場合、催眠は効果があがるようです。

ただ、催眠だけで効果があがるというより、催眠治療した後の、患者さんの環境整備等催眠以外のフォローも必要なことはいうまでもありません。


隠された児童虐待―PTSD・依存症の発症メカニズムと効果的なトラウマセラピー/鈴木 健治
¥1,365
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本書では、幼少期のトラウマが、どのような仕組みでその後のPTSD(トラウマ後ストレス障害)や依存症へとつながっていくかを解説しています。


事柄、身体、感情のこれら3つの記憶は様々な感覚や感情を含みながら、イマジネーションの情報源として潜在意識に蓄えられています。これらの情報源は、何かのきっかけがあると、心や身体の深層から引き出されることになります。

この3つの記憶がネガティブなものであった場合、PTSD等様々な症状を引き起こすことになります。

本書では、一般的に「良い子」といわれる人も、「仲が良い親子」と呼ばれる人たちも、「依存症」であると説明しており、それは潜在意識の中に蓄積されている、ネガティブな記憶がそのような状況を作っている場合が多いと述べています。

また、同じような人間関係を繰り返す、生きている実感がわかない、何を目的に生きていけばいいけわからない、というようなことも潜在意識に蓄積されたネガティブな記憶が起因していると述べています。

今まで常識だと思っていた親子関係を違う角度からみた参考になる本です。


催眠の謎―ヒプノシスの本質と活用 潜在能力を引き出し医学に取り入れる科学的解明。/マイケル・ストリーター
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本書は、催眠が辿ってきた波乱に富む歴史に概観し、次に催眠の本質、その仕組みについて解説。また現代催眠が果たしているさまざまな実践的役割、医学的な治療支援についても具体的に紹介しています。

また、催眠の暗部とマインド・コントロールについても書かれています。


催眠の活用法として、ブレーン・ストーミングやフォーカスグループに催眠を適用することが紹介されています。また、偉大な芸術家(たとえば、ショパン、ゲーテ、ラフマニノフ)は、自らの創造性を高めるために催眠に似たトランス状態を利用してきたと述べています。


医学的活用としては、過敏性腸症候群、アレルギー、がん、その他の病気に効果があると述べています。アレルギーに関しては「成功率は80%を超えているという催眠療法士もいます。その理論的根拠は、アレルギーは体内の免疫系が、花粉などのアレルギー源を身体に危害を加える恐れのある物質として認識することによって惹起されますが、催眠は無意識を経由して、アレルギー源に対する免疫系の反応をリプログラミングすることができます。段階を踏みながら、患者はトランス下で、身体がそのアレルギー源に対して少しも危険を感じなくなるように、アレルギー反応を止め、くしゃみ、鼻水、涙眼などの原因となるヒスタミンの生産を止めるように促されます。」と説明しています。


また、催眠は手術の痛みと時間を減少させ、安全性も高めることができると2000年にボストンのベス・イスラエル。ディーコネス医療センターの医師たちは実証しました。

痛みを軽減(もしくは感じなくする)に関しては、「痛みの経験は身体各部の神経から発し、脊髄を通り、脳の受容体に達します。ここでの催眠の目的は、身体が痛みを惹起する感覚を知覚しているにもかかわらず、意識に痛みの信号を受け取っていないと信じ込ませることにあります。この現象はアナルゲシアと呼ばれています」と述べています。

出産に関しても催眠は活用されています。ウィスコンシン大学で行われた研究では、催眠下で出産のための暗示を受けた妊婦は、そうでない妊婦に比べ、分娩時間も短く、痛みも少なくて済んだことが明らかにされました。出産のための催眠を教えている療法士は、分娩時に妊婦が経験する痛みの大部分は、痛みの予感、そしてそれが生み出す恐怖心、緊張から生まれると述べています。出産前催眠療法は、、出産に対する母親の先入観を変えることに眼目をおいています。、そしてそのことによって母親の身体が分娩と同調し、可能な限り痛みを感じなくてすむようにする目的で行われます。


催眠下でかたられた記憶が時には、「偽記憶症候群」である場合があります。これは作話症とも呼ばれ過去に関する質問をされたとき、無意識的に自分で失われた記憶の間隙を埋め、それを実際にあったことと自分に信じ込ませながら、偽の創作した記憶で答えるというものです。批評家は、そのようにして「回復された記憶」は、幼児虐待の抑圧された記憶を、それがみつかるまで探し出そうとする療法士の過誤によって生み出される場合が多いと指摘します。

マーフィー 人生は思うように変えられる―ここで無理と考えるか、考えないかで… (知的生きかた文庫)/ジョセフ マーフィー
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本書は、願望を潜在意識に伝えたことにより、その願望が叶ったケースを数多く紹介しています。

願望を潜在意識に伝えることに関しては、「意識する心(顕在意識)は、個人個人で違うもので、選択的なものです。意識する心は選び、価値をはかり、分析し、解剖し、検討する。無意識の心は(潜在意識)意識する心に従います。つまり、潜在意識は、意識する心の命令に従うしもべなのです。一つのところに集中し、一定の方向に向けられた考えは、この潜在意識のレベルに達します。この考えは、煮詰められた濃いものであるに違いありません。この濃さ、強烈な激しさは心の集中化によって得られるのです。」と紹介しています。

そして「目的に対して誠実でありなさい。目的に向かって一歩一歩を確実に歩み、目的だけを見つめるのです。そして自分にははっきりした目的が見えているのだから、きっとそこに到達すると心の中で断言する。これがポイントです。目的を見、感じることができれば、そこへの道はおのずと明らかになってくるはずです。」と述べています。


世の中には、完全にバランスのとれた食事をしているのに、胃潰瘍になったり、ガンになったり等ひどい病気にかかって人がたくさんいます。本書では「もし、あなたが心に否定的な考えを食物として与えていると、病気として、悲惨、悩みが生活の中に育ってしまいます。心を憎悪、妬み、恨み、敵意でいっぱいにしておくと、いくら物理的に滋養のあるものをたくさん食べたとしても、その食物は病気のもととなってしまします。ですから極端な話、たとえ物理的に滋養のあるものでなくても、あなたが善意に満ち、喜びと感謝とにあふれて食卓に向かえば、その食物は見事に消化され、美、活力、健康、力といったものに現れてくるのです」と述べています。


感情のコントロールに関しては、「感情を訓練し、コンロトールするということは、何も感情を抑圧することではないのです。もし、感情を抑圧すれば、それは一種のエネルギーとなって潜在意識に蓄積されます。ボイラーをどんどんたいて、全部のバルブを止めると、ボイラーの熱はどんどん上がっていき、しまいに爆発します。精神面でもこれと同様なことが起こります。」と述べています。ヒプノでも感情の抑圧により解放されていない感情があると、それが現在に影響を及ぼしている例が数多く報告されています。

適切に感情の解放を行うことが心身ともに健康になるポイントではないでしょうか。

心の病は治せる―脳科学と催眠療法/井手 無動
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本書では、心の病での潜在意識(無意識)、脳の仕組み、催眠療法の役割について解説しています。


顕在意識と潜在意識が一致する重要性は、他の本でも書かれていますが、本書では「特にトラウマによる心の病としての症状には、なぜそのような苦痛や症状に悩まされるのかという、因果関係を理性に理解させることと、催眠下での心理療法で感情が納得してはじめて、暗示がしっかりと無意識に影響を与え、症状の改善に効果が出せるようになるのです」と述べています。


催眠療法に関しては、「催眠療法とは、無自覚なストレスによる心の傷(トラウマ)を自覚させ、無意識に抑圧されているいくつかの原因を引き出し、解消していくために、意識の理解をともないながら無意識に影響を与える(働きかける)ことができる、素晴らしい技術なのです。特に子供時代の抑圧された精神的苦痛を、退行催眠により明確に自覚させ、それが今の症状を作り出しているという理解をさせ、無意識に潜んでいる情動をいやすことができる療法なのです。」と説明しています。

トラウマやパニックに陥っている人の脳の中の状態を、「トラウマによるパニックの症状や虐待を受けた人間関係の混乱は、理性を司る前頭葉に血液が流れず活動が低下して、不安や恐怖など本能的な感情にブレーキがかからなくなった状態です。」と述べており、その原因を「なぜ前頭葉の働きが低下するのかの原因は、トラウマを受けた時の記憶にも注目しなければなりません。過去の体験の記憶は、普通順序だったつながりを持っています。ところが強い恐怖体験の記憶はバラバラで、断片的な形で脳に蓄えられてしまうのです。記憶がバラバラになっていると、前頭葉がその記憶の意味を理解できず、活動が低下してしまうと考えられます。断片化した記憶をまとめる必要があるのです。そのためには、その記憶を詳細に思いだし、過去のものとして言葉による表現が必要なのです。トラウマの原因となった体験を思い出し、それを言葉にすることで、前頭葉が働き始めるのです。」と説明しています。

また、本書では、自分の無意識の中を認識する重要性に関しても述べていますが、それは、「もし現在、あなたの人生に支障をきたすような性格傾向や心の病としての症状に悩んでいるとしたら、それはあなた自身の無意識から発生しているのです。そしてまた、現在のあなたの人生が思うようにいかないとしたら、それもあなたの無意識のなせる技なのです。無意識は、あなたに言語でもって語りかけることはできません。多くの忠告をしようと思っても、その手段は言語以外の手段でもって示唆し、警告するしかないのです。症状を作り出すことで、環境を変えさせようとしたり、何かを気付かせようとしたりするのです。

そのような無意識からの警告に耳を傾けることが、生きる上において必要なことなのです。なぜなら、無意識が作り出す症状は、あなたの生命(肉体と精神)を守るための無意識からの警告なんだと理解して下さい。」と説明しています。


心の動きから脳に与える影響まで解説してあるので、非常に勉強になる本です。