ジュエルコンシェルジュとして、テレビ通販などで色々な宝石をご案内していますが

スポットライトを浴びる事が出来る宝石はほんの一部。

人知れず埋もれている宝石の中にも、魅力的なものがたくさんあります。

そんな宝石たちに勝手にスポットライトを当て、あふれ出る宝石愛をお届けします。

 

12月の誕生石に21世紀になってから加わった【タンザナイト】

 

超美麗!タンザナイト&ダイヤモンドペンダントヘッド13.31ct

 

 

1967年、アフリカタンザニアのメレラニ鉱山で発見された まだ比較的新しい宝石。

宝石商ティファニーが、その美しさに惚れ込んでプロモーションを仕掛けたことで

アメリカを中心に1980年代から世界中で人気のカラーストーンになりました。

 

 「これまで2000年以上の間に発見された中で最も美しいブルーのジェムストーン」 Platt, Henry B

 

【タンザナイト】 キリマンジャロの夕暮れ~茜色から瑠璃色に変わる夕景のイメージ

高貴でとてもロマンチックな宝石名。

間違いなく、世界中のセレブをも魅了した宝石のひとつに挙げられるでしょう。   

 

  

 

 

【タンザナイト】 の特徴でもあり、最大の魅力が「多色性」と呼ばれる色の移り変わり。

澄みきった月夜の空の色と言うよりも、趣のある特有の青色がこの石の性質

自然の光では青っぽく見えますが、キャンドルや白熱灯の元ではピンクがかった

バイオレットに姿を変えます。

 

自然光下  人口光下

 

 

20年前は 【タンザナイト】 と言えば 5ct以上がポピュラー

10ctクラスの大きくて綺麗なものが手に入りやすい環境でした。

現在も鉱山では採掘されていますが、良質で大きな原石が採れないため

価格は当時の何倍にもなっています。

 

現在も人気は衰えることなく続いているため、色が少々薄めの1ct以下のタンザナイトが

5万円前後で販売されていますが、やはりタンザナイトは色で選んでほしい宝石です。

 

     

1.0ct タンザナイト

 

さて、冒頭画像のペンダントヘッドに留められた 【タンザナイト】

 

 

実は最近の石ではなく、2年程前にブローカーが現金化のために手放したもの。

すでに 【タンザナイト】 は高根の花、特に10ct以上の美品は入手さえ困難でしたが

出会いや不思議な縁は色んなところにありますね。

 

透明度も抜群で、色合いや宝石のテリも申し分ない逸品。

しかも 【タンザナイト】 に一番ふさわしい <クッションカット> に仕上げられています。

~個人の感想です笑

 

 

   

 

色の抜けも無く、しっかりと石に厚みが残っているので

見る角度や光源によって見える多色性も非常に豊か

イエローゴールドを爪として挿し色に使い、タンザナイトブルーがひときわ華やぐ仕上げ

和のテイストを側面に加えて、気品高い「流麗」をテーマにデザイン

 

もちろん1点ものになりますが、このクラスの 【タンザナイト】 を探すのは本当に難しくなりました。

興味のある方、ハイクラスの 【タンザナイト】 をお探しの方

こちらに画像を多数用意いたしました。

最近では見かける機会も少ない逸品です。是非 ご堪能ください。

 

13.31ctタンザナイト、詳細はこちら⇒  J-Classy新浦安サロン