ひとつのジュエリーが出来あがるまでには、いくつもの工程(人の手)が必要になります。
一般的なコマーシャルジュエリーでは
○企画デザイン→○素材選び→○原型制作→○ゴム型・蝋型→
○鋳造→○下仕上げ→○石留め→○最終仕上げ となり
大きく分けると 「デザイン・素材」 「加工」 「石留め」 「仕上げ」 の専門技術が必要です。
しかし、多くの人の手を介せず自分自身で全ての工程をこなす
いわゆるジュエリー作家と呼ばれる職人さんも大勢活躍しています。
ただ、ほとんどは手作りの一点ものが多く、自分の世界観が作品にも表れるので
多くの方に手にしていただく機会はあまりないのが現状です。
そんな中、ある方から紹介していただいた職人工房がすごいのです!
まずは作品をご覧ください。
『サックス』 全て18金イエローゴールドで出来ています。
いくつものパーツを作り組立ていますが、なかは中空でベルと呼ばれる朝顔管の部分は
今にも音が出てきそう・・・
ペンダントヘッドなので、胸に当たる裏側はシンプルですが立体感と質感は見事!
すべて18金で出来ているので、管楽器の金属的な美しさは格別です。
このまま置いて飾っても素敵なインテリア小物になります。
さすがに本物のサックスのように600パーツとまでは行きませんが
通常のジュエリーでは考えられないくらい、細かなパーツでリアルに作られています。
QVCでご紹介した際には、こだわりに共感してくださったお客さまが沢山いらっしゃって
本当にうれしかったです(また次回もご紹介予定です!)
実はこの工房、皇室初の完全な恋愛結構で今話題のあの女性・・・の
ご両親がご婚約の際に「なまずの指輪を」制作した工房なのです。
ジュエリーには本当に色々な物語や夢がありますね。


