上海では、オーナーが準備段階に非常に時間をかけている。
まず、今回はトライアルで来ている若い子たちを指導した。
若いが年齢が分からなかったが、全員が多少太りぎみである。
トレーニング前に一人の子が流暢な日本語で、僕に話しかけてきた。
学校で日本語を習っているらしい。それにしても、上手な日本語だった。
今回で3回目らしく、マシンを動かすのに一生懸命していただき、
有酸素台では、呼吸を調整するぐらいでしてもらった。
今までは、有酸素台で激しくしていたらしく、マシンをゆっくりと使っていたみたいであった。
トレーニング後の服を見て、ビックリ.
なんとその子達は高校生で、制服姿になって、僕に挨拶をしに来た。
制服の後にShanghai Foreign Language High School (上海外国語高等学校)と書かれてあった。
スタッフも教える方ばかりに集中していて、彼女ら自身があまりエクササイズをしていなかったようだ。
そこで、彼女らに対して僕のトレーニングが始まった。
「忙しいのは言い訳にはならない。必ず週に3回、30分エクササイズをすること。
その時間は十分あるはす。
そうすることで、何が必要か、どの分野を改善すればいいかを、自分で考えなさい。
自分がエクササイズをしなければ、何を改善していいか分からないから。」
エクササイズ後は、全員が満足し、表情も明るくなっていた。
「このマシンを使うと、裏表の筋肉を使うので、バランスの良い体ができるんです。」
スタッフの中には、栄養士やホームページのデザイナーもいる。
彼女らには、もう既に効果が出ていた。
最終日(僕が日本に戻る日)は全員で昼食会をするのが恒例となっている。
社長と責任者は、僕に全員に何か気がついた事を話しをしてほしいと言う
(motivational speech、 スタッフに意欲を起こさせる話)。
「みんなに多くの事を教えた。僕に頼らないで、自分がCreativeになり、楽しい効果的な運動を考えてください。」「我々の仕事は、人を指導することではない。人を健康すること、美しくすることです。」
「会員さん(トライアル)の目標を出してもらっているが、あなた方の目標も出してください。」
「ただ単なる批判はしないこと、どうすれば良くなるかという建設的な批判をしてください。
So, 我々全員が成長することができる。」