祝い事で招待され有馬温泉に泊まった。
翌朝、ホーホケキョで目が覚め、
「ホーホケキョ」と口ずさみながら、にっこりと起き上がった。
大阪市内でもこんな囀ずりがあり、小さな時にはこの囀ずりでよく起きたものだった。
同じ日に万博記念公園に行くモノレールの駅でも、
ホーホケキョの囀ずりが聴こえた(残念ながら、テープであった。)
自然が破壊されたが、その代わりに、人工でなんとかカバーしようと努力をしているようだ。
僕が住んでいる川沿いを夜歩くと、
子供の声で、「ここにいるよ」と喜びの声が聞こえてきた。
懐中電灯を持った子供たちが、“蛍”を捕りにきているのだ。
僕の小さい時は、この季節になると蛍が出てきて、蛍をよく捕ったものだ。
母からよく、「放してあげなさい」と言われたものだった。
もちろん、今では市内ではほとんど見ることができないだろう。
あーあ、これも便利さの代償か。
「蛍の光」か・・。・。
「蛍の光」のようにあっという間に環境(人も人生も)も変わっていくんやね。