何歳ぐらいであろうか?

75歳?or もっと歳がいっている?イヤ、ひょっとしたら、70台前半?

友人のトレーナーが、”Ten more. ten, nine, eight ・・・・・” と

体格の大きい白髪の年配の人に声を掛けている。

とてもじゃないけど、この方は普通のジムではTraining を受けるのが難しいと思う

(押し車だし、フィットネスというより、リハビリ状態であるから)。

友人のトレーナーが、

”Dave, this is my friend, Jay”と

トレーニング中のDaveに声を掛けた。

”Hi, Jay, nice to meet you.”

と疲れた声だけど挨拶をしながら、ダンベルを挙げている。


そのDave は自分の押し車をすぐ横置き、筋トレをしている。

その様子は、少し痛々しい、呼吸が困難なようだし、立っていることさえ大変なようだ。

押し車なしでは、歩くのも困難そうだ。

へぇ、こんな人までトレーニングを受けているのか。

でも、頑張っている。

マンツーマントレーニングは非常に高いし、

どれだけの効果が得られるかわからないが、頑張っている。

何とかしたいという、気持ちが表れている。

そして、帰りには来週のマンツーマンのスケジュールを決めていた。

ここは小さなジムだけど、小さいなりにその利点がある。

あまり、人の出入りがない。
格好の良い人も少ないし(マッチョマンも来ないし、美しい人もあまり来ない)。
でも、誰の目を気にせずに、トレーナーと身近に接することができる。

感心しました。

押し車でジムを出て、車に乗って帰った。
友人のトレーナーDavid は彼を見送ることもなく、僕と話しをし始めた。
日本なら、スタッフが送り迎えし、車まで手を引いていくだろう。
どっちが、良いのかね?