Dave は僕のパーソナル・トレーナーです。
もう7年以上になると思います。
彼は元々パーソナルでウエイトリフティングを主に教えていましたが、
体のバランスが悪くなり、ヨガを学び、数年前からヨガも教えるようになりました。
彼自身の体が堅いので、体の硬い人を良く理解していますし、
体の柔らかい生徒へも言葉で巧みに誘導します。
多くの生徒は体の柔らかい(異常に)インストラクターより、
Dave のクラスを好んで参加していた(僕を含め)。
そんなDave が自分で小さなフィットネス・センターをオープンした。
そこで、Dave に僕のボールのデモンストレーションをした。
ウエイトリフター特有の腰痛・肩の損傷があるDave は、
近頃は腰痛でウエイト(筋トレ)もあまりしていないようだった。
腰痛のrelease と肩のrelease を教えると、
さすがプロであるDave は即座にボールを自分の気持ちの良い場所に動かしていた。
体を動かそうとするDave に、
「まずは、体を動かさないで、治そうとしないで、筋肉を解すようにボールに身を委ねる」
プロはどうしても、治そうと体を動かしてしまうようだ、これはDave にかかわらず。
腰の悪いそして左肩の損傷があるDave はこのボールの即効に感心した。
「来週の火曜日、ピラティスのインストラクターにこの使い方を披露してくれ」と依頼された。
来週の月曜日に日本に戻るので、無理である。
でも、早速ピラティスのインストラクターにこのボールを紹介すると言ってくれた。
次回クリスマスに戻ってきたら、彼の生徒にデモンストレーションすると話した。